シェフに教わった新鮮なたけのこの下ごしらえ
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はシェフに教わった新鮮なたけのこの下ごしらえをご紹介します。
今が旬のたけのこ!
わたし達の畑がある横浜でも、周囲にたくさんの竹林があり、
農協の売店にはさっき掘ったばかりだというたけのこが売られています。
かつて葉山の畑に通っていた頃は、たけのこ掘りをしました。
その時に教わったのは、竹林に入る前に湯を沸かしておく…。
つまり、たけのこは掘った先から湯がいていくのだと。
新鮮なたけのこは、アク抜きが不要。
それどころか、たけのこの美味しい出汁が出る。
実際に掘ったばかりのたけのこを生のままザクザクと切って米と一緒に炊いたたけのこ御飯は筆舌に尽くしがたい美味しさでした。
さて、そんなことを思い出しながら、農協でたけのこを買った日。
仲良しのフレンチの料理人さんから面白い下処理の方法を教わりました。
「新鮮なたけのこは、ローストしてから煮る」
初めて耳にした調理法に驚きつつも、早速試してみました。
今日はそのプロセスをご紹介します。
- たけのこは厚い皮を3枚ほど剥き(何枚かは残す)、先端は斜めにカットして、オーブンで焼く。
- 200度で30分ほどで、こんな風にこんがりと焼き色が付いた状態に。
- 適当な大きさに切り分け、大きな鍋で水から煮る。グラグラ煮立ったら弱火にして15分。
- 鍋の中で冷ましたあと、保存容器に移して冷蔵庫に。
このローストしてから煮るという方法、たけのこの味が濃いのにびっくりしました。
きっと、オーブンで焼いている間に旨味が凝縮するのでしょうね。
煮上がった後、味見をしてアクのえぐみが無いのを確認したので、
煮汁ごと保存容器で保存しました。
でも、もしえぐみが気になるようでしたら、煮汁は捨てて水を注ぎましょう。
こうして下ごしらえしたたけのこ。
今年もたくさん料理しました。
新しい料理本の一番目に登場する
「たけのこと鶏肉の豆鼓クリーム煮」
https://taberuno.com/sawaki-ouchi/436
やっぱりお約束のたけのこごはん。
春野菜たっぷりの煮物。
そして、たけのこと豚肉のクリームパスタ
https://taberuno.com/sawaki-ouchi/75
今年も美味しくたけのこを食べられて良かったなぁ。
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