牛すじ肉じゃが
家庭料理、お袋の味の代表格と言われる「肉じゃが」。
その始まりは、明治の初め頃、海軍の艦上食として食べられた料理がルーツとされますが、
「肉じゃが」と呼ばれるようになったのは1970年代だとか。
せいぜい半世紀ほどの歴史なのですね…なんだか意外。
そんな肉じゃがのレシピは星の数ほどあるけれど、
今日は「白ワイン」と合わせることをイメージしたレシピをご紹介します。
「牛すじ肉じゃが」
【材料】
牛すじ(下茹でしたもの) | 200g |
新じゃが | 3コ |
たまねぎ | 1コ |
にんじん | 1本 |
ごぼう | 1/2本 |
こんにゃく | 1/2枚 |
しょうが | 1かけ |
顆粒だし | 大さじ1 |
白ワイン | 200cc |
みりん | 50cc |
白だし | 大さじ2 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
木の芽 | あればで可 |
【作り方】
- 牛すじは食べよい大きさ、新じゃがは皮付きのまま乱切り、にんじんとごぼうは小さめの乱切り、たまねぎとこんにゃくはせん切り、しょうがは半分に切って叩いて潰す。
- 煮込み鍋にオリーブオイルをひき、じゃがいも、ごぼう、にんじんの順で加えて、油と絡めるようにざっと炒めていく。
- たまねぎ、牛すじ、しょうがを加え、粉だしを振り掛け、白ワインと、同量の水、みりん、白だしを加え、蓋をして20分程煮る。
- じゃがいもに火が通ったら、火を止めて、蓋をしたまましばらく置いて、味を染み込ませる。
- 器に盛り、あれば木の芽を散らす。
要は、日本酒の代わりに白ワインを使うのです。
軽い酸味が加わって、白ワインとの相性がアップします。
さらに、醤油ではなく白だしを使う点と、しょうがを効かせるのもポイントです。
辛口の白ワイン、スパークリングワイン、そしてちょっと甘めの白ワインにも抜群の相性!
今回は牛すじを使いましたが、牛肉や豚肉の薄切り、鶏もも肉などでもOKです。
新しい和食として是非レパートリーにお加えくださいね。
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