たべるの

牛すじ肉じゃが

2020年4月22日
沢樹舞沢樹舞

家庭料理、お袋の味の代表格と言われる「肉じゃが」。
その始まりは、明治の初め頃、海軍の艦上食として食べられた料理がルーツとされますが、
「肉じゃが」と呼ばれるようになったのは1970年代だとか。
せいぜい半世紀ほどの歴史なのですね…なんだか意外。

そんな肉じゃがのレシピは星の数ほどあるけれど、
今日は「白ワイン」と合わせることをイメージしたレシピをご紹介します。

「牛すじ肉じゃが」

【材料】

牛すじ(下茹でしたもの) 200g
新じゃが 3コ
たまねぎ 1コ
にんじん 1本
ごぼう 1/2本
こんにゃく 1/2枚
しょうが 1かけ
顆粒だし 大さじ1
白ワイン 200cc
みりん 50cc
白だし 大さじ2
オリーブオイル 大さじ1
木の芽 あればで可

【作り方】

  1. 牛すじは食べよい大きさ、新じゃがは皮付きのまま乱切り、にんじんとごぼうは小さめの乱切り、たまねぎとこんにゃくはせん切り、しょうがは半分に切って叩いて潰す。
  2. 煮込み鍋にオリーブオイルをひき、じゃがいも、ごぼう、にんじんの順で加えて、油と絡めるようにざっと炒めていく。
  3. たまねぎ、牛すじ、しょうがを加え、粉だしを振り掛け、白ワインと、同量の水、みりん、白だしを加え、蓋をして20分程煮る。
  4. じゃがいもに火が通ったら、火を止めて、蓋をしたまましばらく置いて、味を染み込ませる。
  5. 器に盛り、あれば木の芽を散らす。

要は、日本酒の代わりに白ワインを使うのです。
軽い酸味が加わって、白ワインとの相性がアップします。
さらに、醤油ではなく白だしを使う点と、しょうがを効かせるのもポイントです。
辛口の白ワイン、スパークリングワイン、そしてちょっと甘めの白ワインにも抜群の相性!

今回は牛すじを使いましたが、牛肉や豚肉の薄切り、鶏もも肉などでもOKです。
新しい和食として是非レパートリーにお加えくださいね。

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