おうちでスパークリング・ワインのススメ
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は「おうちでスパークリング・ワインのススメ」ということで、
いつもとちょっと趣向を変えて、
スパークリング・ワインと料理についてお話しましょう。
スパークリング・ワインとは発泡しているワインのこと。
その代表格がご存知「シャンパン」ですが、
これは仏シャンパーニュ地方で作られたスパークリング・ワインのこと。
その他で有名なのが、
イタリアの「スプマンテ」と、スペインの「カヴァ」。
どちらもシャンパンと同じ「瓶内二次発酵」という、とても手間の掛かる製法で作られています。
(なのでシャンパン、スプマンテ、カヴァのことを世界三大高級スパークリング・ワインと呼ぶのです)
でも、スプマンテやカヴァはシャンパンよりぐ〜んお手頃なものが多いので、
おうちで気軽に飲むのにぴったり。
今日ご紹介するのはスペインのカヴァ。
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スパークリング・エスクトゥリト・ブリュット・NV・エスペルト
お気に入りのワイナリー「セラー・エスペルト」が作るカヴァ。
フレッシュな柑橘系のアロマがいっぱい。
キリリとした酸味とスムースな喉ごしがとってもエレガント。
乾杯から食中までこれ1本で行けちゃいます!
スパークリング・ワインの魅力は、なんといってもその爽やかさ。
フレッシュな酸味と、泡の心地よい刺激が、食欲をそそります。
何より嬉しいのは、いろんなお料理に合うこと!
魚でも肉でもOKだし、和洋中から辛〜い韓国料理でも。
それこそ餃子や宅配ピザでもOKなので本当に便利なのです。
そんな万能選手のスパークリング・ワインですが、
さらに一歩進んで、
その爽やかな魅力を最大限に活かす料理合わせのコツをお教えしましょう!
特に白のスパークリング・ワインの場合、
料理合わせのイメージは「柑橘類」。
例えばレモンやすだちやカボスを搾るようなお料理なら、
間違いなくスパークリング・ワインの白がぴったり!
つまり、スパークリング・ワインの酸味と柑橘類の酸味がつながって、
ワインが料理の素材のひとつのようにとけ込んで行くんです。
さぁ、そんなイメージで、今日のワイン
「スパークリング・エスクトゥリト・ブリュット・NV・エスペルト」
に合わせたお料理をご紹介します。
(料理合わせのポイントも参考にしてくださいね!)
![](/wp-content/uploads/pic166-2.jpg)
「うなぎのすだち寿司」
https://taberuno.com/sawaki-ouchi/149
たっぷり搾ったすだちとエスペルトのキリリとした酸味がぴったり!
一般的な酢飯とスパークリング・ワインも相性がよいです。
やっぱり「酸」つながり、ですね。
「オクラのコロコロ」
https://taberuno.com/sawaki-ouchi/125
オクラをオリーブオイルで炒めて、
岩塩とレモン汁で味付けしただけのシンプルな料理。
やはりレモンの酸味が決め手です。
(今回はコクを足すためにニンニクも一緒に炒めました)
「薬味セットでいただく豚しゃぶと冷や奴」
https://taberuno.com/sawaki-ouchi/123
スパークリング・ワインは少々クセのある薬味セットとも相性が良いのです。
これは一重にその守備範囲の広さゆえ。
薬味の香りを生かしつつ、包み込んでしまうんですね。
もちろん豚しゃぶやお豆腐ともばっちり合いますよ。
※ロゼのスパークリング・ワインの場合は、
料理合わせのポイントがまたちょっぴり変わってきます。
次の機会にじっくり解説しますね!
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