たべるの

レモンソースでいただくイワシのソテー

2008年9月1日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はイワシのソテーをリッチなレモンソースでいただきます。

先日、レモンソースをアレンジしたパスタをご紹介しました。
イタリアでは特に南の地方でレモンソースが定番なんだそう。
シンプルにソテーした肉や魚に掛けるだけで、
たちまちスペシャルな一皿に変身してしまう魔法のソースです。
あっという間に出来る簡単ソースなので、覚えておくと便利。

今日は魚屋さんで見つけた小振りのイワシで、
このレモンソースを堪能します!

「イワシのソテー レモンソース」

【材料】

イワシ 小10尾
ニンニク 1カケ
レモン汁 大さじ2
バター 大さじ1
小麦粉 小さじ1
ケッパー 小さじ1
ハチミツ 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ2
塩、胡椒 各適宜
チャービル あればで可

【作り方】

  1. イワシは頭を落とし、ウロコと内臓を取って水ですすぎ、ペーパーで水気を取った後、塩を振っておく。
  2. フライパンに潰したニンニクとオリーブオイル(分量外)を熱し、香りが立つまで待つ。
  3. イワシを入れ、両面を色よく焼く。その際に黒胡椒も振っておく。
  4. イワシに火が通ったら、フライパンから取り出し、皿に盛りつける。
  5. ソースを作る。小鍋に分量のバター、小麦粉、ケッパー、ハチミツ、レモン汁を入れ、弱火で焦がさないようによく混ぜ合わせる。適度なとろみが付いたら火から下ろし、4のイワシに掛ける。
  6. 生のハーブ(チャービル、ディル、イタリアンパセリなど)と一緒に盛りつければ出来上がり。

このレモンソースは生クリームを使わず、レモン汁とバターで仕上げました。
イワシだけでなく、サンマやサバでも。
ソテーが面倒なら、普通に塩焼きしてもOKです。
牛肉や豚肉のソテーや、鶏モモ肉のグリルとも相性抜群です。
今回は別鍋でソースを作りましたが、面倒ならソテーして取り出した後のフライパンにそのままバターとレモン汁を入れて仕上げてしまっても大丈夫。
フライパンに炒めた素材の旨みが残っているので、よりこってりした味わいのソースになります。
ただ、別鍋で作ったほうが、ソースが濁らずキレイな仕上がりに。
どちらでも、お好みの方法で、どうぞ。

さて、この料理と合わせたのは…

ペルラマリス ルエダ・ベルデホ 2006
ヌエヴォス・ヴィノス社

スペインの土着品種ベルデホ100%

とにかくエチケットが可愛いの!
お魚の内側が切り抜かれて、覗くと向こうに海草が見えるの、わかるかな〜?

ふわりと甘いアプリコットのようなアロマとバジルの爽やかさ、
味わいはキリッとした柑橘系の酸味と旨みがどーんと広がります。
フレッシュでボリューム感もあり、後味に感じるほろ苦さが食欲をそそります。
青魚はもちろん、白身魚や貝類、鶏肉にもバッチリ。
しっかり冷やして召し上がれ!

この白ワイン、とにかく爽やかでリッチで美味しいの!
酸味と果実味(甘み)のバランスが抜群な上に、
後味に広がる柑橘類の皮のようなほろ苦さが大人っぽくてイイ。
このワインを飲んだときに、
「絶対レモンソースがイケる!!!」と閃きました。
うふふ、我ながら、大成功のマリアージュでした。

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