「友達」という名のワインとオクラの簡単つまみ
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は「友達」という名のワインとオクラのつまみ。
前回の「イカとトマトの白ワイン煮」で予告したとおり、
とっておきの白ワインをご紹介しましょう。
この「おうちでごはん」でも度々登場する「自然派ワイン」、
化学肥料や農薬はおろか有機肥料さえも極力使用せず、
宇宙のサイクル(月の満ち欠け)に呼応してブドウを育て醸造する。
自然と共生してワインを作るのには大変な労力を必要としますが、
その分、作り手の情熱が注ぎ込まれています。
「ドメーヌ・ド・ラ セネシャリエール」
〜キュベ・デ・ザミ 2005〜 フランス(ロワール地区)
「デ・ザミ=友達」という名のワイン。
セネシャリエールのマルク・ペノ氏は、
フランスの自然派を代表するワインの作り手です。
エリゼ宮の宮中晩餐会でも供されたセネシャリエールですが、
本人は至って無欲…というか採算度返しでワイン作りをするので、
とても質素(貧乏?)な生活を送っているのだそうです。
でも、ご当人はそんなことにはお構いなしで、
本当に素晴らしいワインを世に送り出してくれている。
彼の作り出すワインのことを
「ワインのオートクチュール」と呼ぶ人さえいるほどです。
この「キュベ・デ・ザミ 2005」、
原料となるブドウは「ミュスカデ」という品種です。
「ミュスカデ=水っぽいがぶ飲みワイン」
というイメージが吹っ飛んでしまうほど濃くで深いお味。
もわもわ〜っとした独特の香り(懐かしい納屋の匂い・笑)、
無濾過なので少々濁っていますし、微かな発泡も。
角のない穏やかな酸味と果実の甘みが体に優しく染み渡ります。
お値段は1.300円前後…もう驚きです!!!
(お問い合わせ エスポアおおさき 0765-221809)
さてさて、この「キュベ・デ・ザミ」を飲みながら、
もう1つおつまみを作りました。
「オクラのコロコロ」
5分で出来る超シンプルなおつまみ。
コロコロ転がしながら炒めるので、この名前を付けました(笑)。
調味料は塩とレモン汁だけ!!!
【作り方】
- オクラはヘタとガクの部分を切り取り、塩を振りオクラ同士をこすり合わせるようにして繊維を取ります。
さっと水で洗い、水気を切っておく。 - フライパンにたっぷり目のオリーブオイルを熱し、1のオクラをコロコロ転がすように炒め、蓋をして1分程度蒸らします。
- 余分な油を切りながら器に盛りつけ、天然塩をたっぷり振ってできあがり。
レモンを搾れば、美味しさ倍増!
大振りなオクラを見つけたら是非お試し下さい。
こんなに簡単なのに、ウソみたいに美味しいです。
白ワインはもちろんビールにも合いますよ〜っ♪
塩が決め手なので、美味しい天然塩を使ってくださいね!
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