たべるの

「夏」の苗を植えてきました。

2012年5月18日
高橋 忠和高橋 忠和

毎週末畑に通っていると、自分が畑の人になれたような気になります。
プロの農家や毎日畑に出ている人が聞いたら怒るかもしれないけれど、
「畑から世の中を見る」という視点を、
かろうじて、手に入れることができるように思う。

畑から流行音楽を聞いたり、
畑からファッションとかモードとかを眺めたり、
畑から高級レストランの料理を味わったり、
そういうのが、私はすごく楽しい。

これがちょっとでも足が遠のくとダメ。
外から畑を眺めるしかできなくなります。

だから畑に行けば、その日どんな仕事になったって、
たとえ草むしりでも、水撒きでも、薪作りの手伝いでもOKです。
太陽の下、土の匂いを嗅いで、友人と畑の作物の話をする。
それで良い。

とは言え、年間を通しての畑仕事にも、節目はあります。
今回は、その大きな節目のひとつ
夏野菜の植え付けをしてきました。

茄子、ピーマン、シシトウ。
来週はトマトにオクラにゴーヤと続きます。

5月に植えた苗はたちまち成長し、7月から9月まで
豊かで美味しい「夏」となってわたし達を喜ばせてくれます。

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