たべるの

アサリとカリフラワーの塩辛ワイン蒸し

2010年2月22日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はカリフラワーが主役「アサリとカリフラワーの塩辛ワイン蒸し」。

普段、ことさら意識をしたことがないのですが、
カリフラワーって野菜の中でもかなり好きなほうだと思います。
色は白いし味も淡白で、今イチ存在感が薄いカリフラワーですが、
あの「ぽろぽろ」「ぼそぼそ」という食感には得難い魅力があります。

今日はそんなカリフラワーを丸ごとペロリと食べられるレシピ。
和風アンチョビとも言える「塩辛」を使って、絶品おかずを作ります。

「アサリとカリフラワーの塩辛ワイン蒸し」

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【材料】

カリフラワー(中) 1コ
アサリ 10コ
塩辛 大さじ2
白ワイン カップ1/2
ニンニク 1カケ
鷹の爪 1本
オリーブオイル、黒胡椒 各適宜

【作り方】

  1. アサリは海水程度の塩水に浸して砂出しをする。カリフラワーは小房に分ける。
  2. フライパンにオリーブオイルをひき、粗くみじん切りにしたニンニクと塩辛、鷹の爪を入れて、中火でじわじわ炒める。
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  3. 香りが立ったらアサリを入れ、白ワインを注ぐ。強火にしてアルコールを飛ばす。
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  4. カリフラワーを加え、蓋をして5〜6分蒸し煮にする。仕上げに黒胡椒を振って出来上がり。
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笑っちゃうくらいに簡単です。
味付けは塩辛と白ワインだけ、なんですから!
わたし、秘かに塩辛とカリフラワーって、黄金のコンビだと思っています。
アンチョビでやるより絶対に美味しいの。
生臭さも全然ありませんから、騙されたと思って是非お試しを。

さて、併せたワインは…

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テラ・ブルディガラ
ラ・ヴィーニュ・ダルジャン

「テラ・ブルディガラ=ボルドーの大地」
ボルドーの名門ファミリー出身のフランソワ・ティエンポン氏と天才醸造家ステファン・ドゥルノンクールによるプロジェクト。
この白は、ボルドーの中央部に位置するアントルドメールで作られています。
ソーヴィニヨン・ブラン75%、セミヨン25%。

フレッシュな柑橘系の酸味と果実味に、きりっとしたミネラルのキレ。
香りは豊かでボディも豊か、余韻に涼やかなミントの風味が…。
気分がしゃきっと爽やかになるとてもチャーミングな白ワインです。

アサリやイカから出る濃厚な旨味をたっぷり吸ったカリフラワー。
このワインの相棒としては理想的です。
実はこのワインのエチケットを意識して、黄緑色のカリフラワーを使いました。
う〜ん、我ながら、良いコーディネートでございました。

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