ナスのキャビア
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は貧乏人のキャビア?「ナスのキャビア」をご紹介します。
フランスに「貧乏人のキャビア」を呼ばれる料理があります。
「え?それって一体なに?」
その正体、実はナスのピューレ、なのです。
プチプチした食感がキャビアっぽいとか、旬のナスがキャビアに匹敵する旨さだからとか、
諸説はあるようですが、真偽のほどはわかりません。
ただこれ、フランスだけじゃなく色んな国でオードブルに登場します。
地域によってナスにプラスする食材やスパイス使いも違っていますが、
ワインのお供として愛されていることだけは確かなようです。
今回ご紹介するのは、ちょっぴり南仏風のレシピ。
「ナスのキャビア」
【材料】
ナス | 3本 |
ニンニク | 2〜3カケ |
タマネギ | 1/4コ |
アンチョビ | 3本 |
トマトピューレ | 大さじ1(ケチャップでも可) |
オリーブオイル | 大さじ2 |
エルブ・ド・プロヴァンス | ひとつまみ |
塩、コショウ | 各適宜 |
【作り方】
- ナスは5mm角のサイコロ状に切る。
- 鍋にオリーブオイルを入れ、中火でみじん切りにしたニンニクとタマネギを炒める。
- 1のナスを入れ、ヘラで潰す感じで炒める。ナスがしんなりしたら、ほぐしたアンチョビを入れ、よく炒め合わせる。
- トマトピューレを加え、さらに炒める。しんなりしたら、エルブ・ド・プロヴァンスをひとつまみ加え、味見をして塩コショウで整えて出来上がり。
本当はカリカリに焼いた薄いバゲットを添えたかったのですが、
急に土砂降りが降ってきて、お買い物は断念。
その代わりにストックしてあったクラッカーを添えました。
この「ナスのキャビア」には、本当にいろんなレシピがあって、
素焼きにして皮をむいた後、ペースト状にする…とか、
アンチョビではなく、塩とコショウとレモン汁で仕上げるとか、
あ、黒オリーブのみじん切りを加える、というのもありましたよ。
わたしのは本当に手抜きレシピ(笑)。
皮付きのままサイコロ状にするほうが、かえってキャビアっぽい?!
オードブルとしてももちろん、パスタやサンドイッチの具材にしたり、
こんな感じで鶏肉のソテーのソース代わり…なんていうのも。
でも、ワインを添えるのだけは、忘れないでくださいね!
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