たべるの

マッシュルームのタパス

2008年11月15日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はスペイン・バル風「マッシュルームのタパス」です。

最近、スペイン料理のお店が増えましたね。
なかでも目に付くのが「Bar=バル」と呼ばれるお店。
ここには「タパス」と呼ばれるバル独特の形式があって、
お総菜を少しずつ小皿にとって食べることができるんです。
まぁ、スペイン流の「酒の肴」というところですね。

今日ご紹介するのはタパスの中でも定番の一品、
チャンピニョン・アル・アヒージョ(マッシュルームの陶板焼き)。
白ワインやシェリー酒のおつまみに最高です!

「マッシュルームのタパス」

【材料】

マッシュルーム 1パック
ニンニク 3カケ
ベーコン、パセリ 適宜
塩、黒胡椒 少々
オリーブオイル カップ1/4〜1/2

【作り方】

  1. マッシュルームは軸の部分をくり抜いて、その部分にみじん切りにしたニンニクとベーコンを詰め、お好みでパセリを乗せる。
  2. 小さなフライパンか土鍋にオリーブオイルをひき、マッシュルームを敷き詰めるように並べる。
  3. 上からオリーブオイルを全体にまんべんなくたらす。マッシュルーム1cm〜2cmオイルに浸かる位の量を使うと美味しい!
  4. 塩、胡椒をを振り、中火でジリジリ焼いていく。途中、スプーンでオイルを掛けるとなおGOODです。
  5. 仕上げに耐熱皿に移し、魚焼きグリルかオーブントースターで5分ほど焼いて、焦げ目を付けたら出来上がり。

今回はお気に入りのベーコンを使ったのですが、
本場のレシピでは生ハムやチョリソを刻んだもので作ります。

贅沢にたっぷりのオリーブオイルを使うのがポイント。
ニンニクの風味が付いたオイルにパンを浸すと、これだけで極上のおつまみです!
さらに残ったオイルはとっておいて炒め物に使います。

今回合わせたのは…

「ティオ・ぺぺ」
シェリー酒とはスペインの南、アンダルシア地方に位置する「ヘレス」という町やその周辺で作られる伝統的なお酒。
辛口の「ドライ・シェリー」の中で最も有名なブランドがこの「ティオ・ぺぺ」。
10度ほどにキリリと冷やして。
食前酒として、おつまみと一緒に晩酌に!

シェリー酒は、実は白ワインの一種。
シェリーを作る際は、まずベースとなるワインを作ります。
その際に使ったブドウのカスを再利用して蒸留酒を造り、それをベースワインに添加します。
蒸留酒を加えることで通常のワインよりアルコール度数が高め。
こうしたワインを「酒精強化酒」と呼びます。
栓を開けた後も劣化がしずらく長くその風味が楽しめるので、
お料理用にストックしておくと便利です!

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