ごはんが進む「鶏肉のくわ焼き」
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はごはんが進む甘辛おかず「鶏のくわ焼き」です。
くわ焼きのくわは鍬。
日本には古くから農具の刃を外して、鍋や鉄板の代わりにして、
調理する風習があったのだそうです。
鍬の上に鴨や山鳥を乗せて焼いた…それがくわ焼きのルーツ。
鎌倉時代の文献には、京都の公家衆が狩りの帰路に農家に立ち寄り、
鍬を借りて獲物を焼いて食べたというくだりが残っているとか。
へぇ〜、今でいうBBQですね!
現在では、くわ焼きと言えば、
みりんや醤油の甘辛いタレに漬けた肉や野菜を、フライパンや鉄板で焼いた料理のこと。
では、早速、作っていきましょう。
「鶏のくわ焼き」
【材料】
鶏モモ肉 | 1枚 |
カブ | 2コ |
レンコン | 100g |
シイタケ | 2〜3枚 |
ブロッコリー | 1/2コ |
片栗粉、植物油、酢 | 各適宜 |
[下味] | |
酒、醤油 | 各大さじ1 |
おろしショウガ | 小さじ1 |
[タレ] | |
酒 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ3 |
【作り方】
- 鶏肉は5cm角程度に切り分け、酒、醤油、おろしショウガを揉み込んで下味をつけておく。
- カブは葉を5cm程残して、皮を剥いて1cm幅に切る。レンコンは縦に4等分したあと1cm幅に切り、5分程度酢水にさらしておく。ブロッコリーは軽く下ゆでするかラップに包みレンジで1分程度加熱する。シイタケは食べよい大きさに切る。
- フライパンに油を熱し、カブとレンコンに焼きつける。両面色よく焼けたら、取り出しバットなどにあけておく。ブロッコリーとシイタケをさっと炒めて、こちらも取り出す。
- 1の鶏肉の汁気をペーパーなどで軽く拭き取り、片栗粉をまぶす。
- フライパンに油を足し、鶏肉を皮目から焼き付ける。中火で両面がきつね色になるまで焼いた後、フタをして弱火で5分ほど蒸し焼きにする。
- 野菜を加え、タレを回し掛け、全体をざっと和えるように炒めたら、汁気が無くなるまで中火で5分程度煮る。
- 器に盛りつけ、七味唐辛子を振って、召し上がれ!
このくわ焼き、こだわりポイントは野菜の食感。
カブとレンコンは生のまま炒めているので、サクサク感が残っています。
甘辛くトロリとした鶏肉と根菜類のサクッとした食感のコントラストが、
今回のレシピの最大のポイントなんです。
あ、七味唐辛子を添えるのも、お忘れ無く。
どんどんごはんが進みますよ〜。ご注意くださ〜い!(笑)
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