たべるの

サワキさんちのタンドリーチキン

2008年11月19日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は特製マリネ液で作る「サワキさんちのタンドリーチキン」です。

インド料理の定番タンドリーチキン。
久々にあのジューシーでスパイシーな味を想い出して、
無性に食べたくなってしまいました。
壺のような窯で焼き上げるタンドリーチキン、
家庭ではムリかな…と思いきや、意外と簡単にできるんですよね。

下味を付けて、半日から1晩、漬け込んで、
後はオーブンかグリルで焼くだけ。
サワキ特製マリネ液さえあれば誰でも簡単にできちゃいますっ!

「サワキさんちのタンドリーチキン」

【材料】

鶏モモ肉 300g
[下味]
 塩 小さじ1
 カイエンヌ・ペッパー 小さじ2
 おろししょうが 大さじ1/2
 おろしにんにく 大さじ1/2
 ごま油 大さじ1
 レモン汁 大さじ1
[マリネ液]
 プレーンヨーグルト 100cc
 カレー粉 大さじ1
 シナモン 小さじ1
 塩 小さじ1
 はちみつ 小さじ1
 胡椒 少々
 レモン汁 大さじ1

【作り方】

  1. 大きめの一口大にカットした鶏肉に下味を付ける。上記の材料を全て入れて良く混ぜ合わせ、そのまま15分ほど置く。
  2. 1にマリネ液の材料を加えてざっと混ぜる。
  3. ポリ袋に2を入れて、よく揉み込む。口を軽く縛って、そのまま半日から1晩、冷蔵庫で寝かせる。
  4. 軽くマリネ液を切って、天板に乗せてオーブンで焼く。200度で約30分。

オーブンがない場合は、魚焼きグリルやオーブントースターでもOK。
アルミホイルを敷いた上にチキンを乗せ、焦げないように上にもホイルをかぶせます。
20分前後が目安ですが、火力によって時間が変わる違うので、途中で様子を見ながら焼いてね!

ちょっと余談になりますが…(お暇な方はお付き合いください)

あれは確か20代の初め頃のこと。
インド料理に夢中になったことがありました。

半年間、ほぼ毎日インド料理を食べていたのだから、
夢中というより中毒といったほうが良いかも知れません。
何であれほどまでにインド料理にハマッたのか。
…今から思えば本当に謎なのですが、
わたしにとってあれがいわゆる「エスニック」のデビューで、
未知なる物を知る悦びに心を奪われたのでしょう。

それまでの「食べること」は、親という世界の中で経験したことで、
わたしには「インド料理」が親の手を離れた初めての「食」だった。
そしてそこから外にある世界を見知っていったのだと思います。

インドから始まった旅は、アジアからやがてヨーロッパへ飛び、
日本各地を周遊しながら「たべるの」へたどり着いた…。

タンドリーチキンを焼きながら、ふとそんなことを考えました。

「食」は冒険です。

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