たべるの

ボージョレ・ヌーボーと!
「うなぎの蒲焼き バルサミコ・ソース」

2008年11月18日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は解禁直前!「ボージョレ・ヌーボーに合わせる一品」です。

いよいよ今週の木曜日に迫ったボージョレ・ヌーボーの解禁日。
普段は余りワインを飲まないけどこの日だけは別…そんな方も大勢いらっしゃることでしょう。

今日は一足先に
「ボージョレ・ヌーボー」にぴったりの料理をご紹介します。
ワイン・スペシャリスト沢樹舞が練りに練ったレシピです〜っ!

「うなぎの蒲焼き バルサミコ・ソース」

【材料】

うなぎの蒲焼き(市販) 1尾
付属のタレ 大さじ1
バルサミコ酢 大さじ1
バター 小さじ1
オリーブオイル 大さじ3
黒胡椒 少々
クレソン、黄パプリカ お好みの量

【作り方】

  1. 蒲焼きは2等分してバットに入れ、上から熱湯を掛けて、付いているタレを洗い流す。タレがとれたらお湯を切り、ペーパーで優しく押さえて、水分を拭き取る。
  2. フライパンにオリーブオイルを入れ、うなぎを表のほうから揚げ焼きにする。中火で2分程度。
  3. ひっくり返して、皮目を1分程度焼く。全体にこんがりと焼き色が付いたら、皿に盛りつける。ここで一旦、フライパンを火から離し、温度を下げておく。
  4. フライパンの表面をペーパーで拭いてオイルを取り除き、弱火でバターを溶かし、次いでうなぎに付いていたタレと同量のバルサミコ酢を加え、適度に煮詰める。(焦がさないよう注意!)
  5. 4のソースをうなぎに掛けて、黒胡椒を振る。付け合わせに、クレソンの葉と、茎とパプリカをさっと炒めた物を添えて、召し上がれ!

蒲焼きに熱湯を掛けてタレを落とすのが面倒かも…ですが、
この一手間の後に揚げ焼きすると、特売の蒲焼きでも劇的に美味しく!
いわゆる関西風の香ばしい蒲焼きに変身します。

付属するタレはだいたい大さじ1程度。
同量のバルサミコ酢と一緒に煮詰めてソースにします。
タレの味が特に甘口の場合は、バルサミコ酢の量を多めにするとバランスがいい。
あとはお好みの量をうなぎに掛けて召し上がってください。

実はこの料理、ソースの甘酸っぱさが最大のポイントなの。

ボージョレは元々「ガメイ」というブドウ品種が原料で、
熟したイチゴのような甘酸っぱいキャラクターを持っています。
ヌーボーはさらにフレッシュな酸味が増します。
そんなブドウの個性を頭に思い描きながらこのソースを考えました。

香ばしく焼き上げたうなぎと、上から掛けた甘酸っぱいソース、
少々冷やしたヌーボーとの相性は抜群のハズ!(笑)

いずれにしても、15分もあれば余裕で作れるこの料理。
是非、解禁日の夜に作ってみて下さいね〜♪

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