たべるの

秋鮭とキノコのクリーム煮

2008年10月16日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はリッチな味わい「秋鮭とキノコのクリーム煮」です。

秋鮭がズラリと魚売り場に並ぶのを見ると、
「ああ、秋も本番だな〜」って実感しますね。
わたしはとりわけ、秋鮭とキノコの組み合わせが好き。
香り良くソテーしてポン酢を掛けるだけでもご馳走です。

でも、今日は一手間掛けて、ビストロ風の一皿に。
ワインにとても合う、リッチなクリーム煮です!

「秋鮭とキノコのクリーム煮」

【材料】2人前

秋鮭 2切れ
マイタケ 1パック
シメジ 1パック
ニンニク 1カケ
生クリーム 200cc
白ワイン 100cc
白だし 大さじ1
バター 大さじ1
オリーブオイル、塩、胡椒、砂糖 各適宜

【作り方】

  1. 鮭の表面に塩を振っておく。しばらく置いておくと、表面に水分が浮いてくるので、ペーパーで拭き取る。(雑味が抜けて旨みが増します!)その後、胡椒を強めに振る。
  2. フライパンにオリーブオイルを入れ、強火で鮭を皮目から焼く。この時、ヘラで上から押しつけるようにすると、身が反り返らず、皮もパリッとします。皮が色よく焼けたらひっくり返し、中火で色が変わる程度焼きます。側面も同様に焼き付けます。全体に焼き色が付いたら、一旦取り出します。
  3. フライパンの表面をペーパーで軽く拭き取り、新たにオリーブオイルを足し、潰して粗く刻んだニンニクを入れて弱火に掛けます。
  4. ニンニクの香りが出てきたら、バターを足し、キノコを投入。強火で炒めていく。途中で砂糖をひとつまみ入れると、キノコの水分が抜けてカサがぐっと減ります。
  5. 生クリーム、白ワインを加え、中火で軽く沸かせる。
  6. 鮭をフライパンに戻し、味見をして、白だしで味を調える。3分ほど煮て、鮭に火が通ったら出来上がり。

わたしのレシピでは白ワインもたっぷり使いましたが、
白ワインは大さじ2〜3程度でも大丈夫。
その分お味もライトになります。
生クリームの濃度もお好みでセレクトしてくださいね。

合わせたワインは…

「ヴァルドゥッツオ プロセッコ」

イタリアはヴェネト州で生産されている微発泡ワイン。
つややかな麦わら黄色。沸き立つ柔らかな泡がとても美しい。
愛らしいフローラルなアロマと、キリリとした柑橘系の酸味のコントラストで、料理の味を美味しく引き立てます。
透明なボトルに磨りガラスのようなエチケット(ラベル)もお洒落!

クリーム系の料理に合わせるワインとしては、
南のほうで生産されたジューシーなシャルドネなどが定番ですが、
爽やかで口当たりの良い微発泡ワインもおすすめ。
この「ヴァルドゥッツオ プロセッコ」には丸みのある香りがあって、
クリーミーなお料理との相性も抜群!
まったりしたクリーム煮の味が適度にリセットされるので、
これまたどんどん食が進んで困ります(笑)。

※イタリアでは微発泡ワインのことを「フリッザンテ」と呼びます。

コメント