たべるの

自分たちの「お米」を作りたいと思います。

2010年5月11日
高橋 忠和高橋 忠和

新しく開いた栗林の畑へ通う途中、ちょうど碓井さんと田中さんの畑を過ぎたあたりに何本かの木に囲まれた草むら(う〜ん50坪ぐらいかな)があります。
今でこそ雑草と笹の葉に埋もれていますが、ここもかつては石井さんファミリーの田圃でした。

「ここを再生して、お米を作ってみたいなぁ」

「コメ、ほんとにやれんのかい? わたしゃゴメンだな」と石井さん。
「今どれくらいの種類の野菜を作っているんだい。かなりの種類だ。これ以上手を広げても、きちんと世話が出来るのか」コメづくりの大変さを知っているが故の意見なのです。

「いいじゃない。手伝うよ」「コメづくり。一度やってみたかったんだ」
「まずは小さい田圃でやろうよ」「そうだね、2坪とか3坪ぐらいのね」
碓井さんと田中さんが応援してくれて、何度か話し合い、ついに石井さんも同意してくれました。
しかし実際の作業やその準備には、結局石井さんに一番負担がかかるのです。申し訳ない。

まず、この草地に入っていけるように、道を造ります。
つぎに、田圃予定の場所に影を落としている木を2〜3本切り倒します。 
それから草刈り。

ここからようやく田圃づくりに入ります。みなさんどうか力を貸してくださいね。
まずは畦(田の黒)づくり。田圃の周囲に20〜30cmの高さの畦を作って固める。
畦に囲まれた田圃の土を耕す。やはり20cmぐらいの深さで掘り起こします。
粘土質で重い土ですが、みんなで交替でやればなんとかなると思う。
そして水張り。代掻き(しろかき:土塊を砕き肥料を混ぜ田圃の表面を平らにする)
もちろん規模の大きな田圃では専用トラクターの出番ですが、我々は鍬で、手でやります。
頑張りましょう。大変大変と言ったって、3m x 4m の大きさの田圃です。

ここまでを5月のうちに準備。

6月になったら、石井ファミリーから苗を分けていただいて、いよいよ田植えとなります。
順調に夏を超えて、秋には収穫。
小と云えども、わたし達自身で作ったお米を手にすることができるのです。

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