たべるの

畑の主役。

2014年6月24日
沢樹舞沢樹舞

畑って、そのときどきに、主役がいるんですよね。
畑をやっていると、代わる代わる、主役になる野菜と付き合える。

その主役ですが、GW当たりからは、エンドウ豆が務めました。
絹さやや砂糖ざややスナップえんどう。
ちょちょっと摘んでもこの量!

もうね、1月余り、思う存分エンドウ豆を堪能しました。

収穫のタイミングがずれてサヤが硬くなってしまったものは、
豆を取り出してグリーンピースとして使います。
そのまま冷凍保存も効くので、重宝しましたよ。

そして5月も下旬になり、主役の座に躍り出たのは…そら豆!

今年はそら豆の出来が良かった!
「そら豆が美味しいのは1週間」と言われるほど収穫のピークは短くて、
実際には畑で穫れたのは3週間ほどだったのですが、
それでもその間、本当にたくさんそら豆を食べました。

そら豆って、種蒔きから収穫まで、半年くらい掛かる。
その間いろいろ手も掛かる本当にタイヘンな野菜だけれど、
それだけに思い入れもあるから、あれこれ料理するのが楽しいのです。
でも、やっぱり一番美味しい食べ方は…

さやごと魚焼きグリルに入れて、豆を蒸し焼きに。
シンプルだけど、これが最高!
そうこうしている間に6月になり豆達は無惨にも枯れてしまったけれど、
入れ替わるように華麗に登場したのはズッキーニでありました。

豆を蒔いてから僅か1ヶ月半ほどで見事に育ったズッキーニ。
ここ3週間ほどは、我が家の食卓はズッキーニの独壇場です。

15cm程度の小振りなものは縦割りにしてグリルがお薦め。
25cmくらいの中サイズは、輪切りにして。
それ以上に育ったお化けズッキーニは煮るのが断然美味しいです。

ちなみに日本では巨大ズッキーニが市場に出回ることは稀ですが、
ヨーロッパでは「マーロウ」と呼ばれ至極ポピュラーな存在だとか。
切り口からしたたる旨味の濃い水分が、煮ると良い仕事をしてくれるんです。

さて、そんなズッキーニも山場を過ぎた模様です。
いよいよ畑は夏野菜の本番です。
ナス、トマト、ピーマン、シシトウ、オクラ…
おっとその前にじゃがいも掘りが待っていますね!

畑は楽しい。
畑は美味しい。
こういう暮らしって幸せだなぁと改めて。

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