得意は「種蒔き!」
畑作業の中で、一番得意なのは「草むしり」です。
畑をやるまでまさか自分が草むしりが好きでしかも上手だなんて夢にも思いませんでした。
最近になって、もう一つ得意なものがあることに気がつきました。
「種蒔き」です。
横浜の畑に越して丸1年。
ここで育てた野菜はほとんどわたしが種を蒔いたのですが、
発芽率、これがなかなかに優秀なのです。
野菜の種は品種によって形も大きさもいろいろで、小松菜などの葉物野菜の種はゴマ粒よりも小さい。
まずは畝を立てて、平らにならした土の表面に指先で浅く溝を掘ります。
そこにゴマ粒よりも小さな種を、均等に置いていく。
この時、まばらに置けばまばらに生えてくるし、詰まっていれば密集してしまう。
種蒔き、というより、種置き。注意深く置いていきます。
その上に薄く土をかぶせて、優しく手の平で押さます。
これを「筋蒔き」というのですが、可能な限り繊細に。
今のところ、見事に毎回、芽が出て、育って、わさわさと収穫できています。
種からではなく、苗を買ってきて植えることもあります。
ビニールの小さな容器「ポット」に入っているので「ポット苗」。
ポットから苗を外して、それが入るくらいの穴を掘って、そこに苗を埋めていきます。
乱暴に扱えば苗が傷んでしまう、種蒔きとはまた違う繊細な作業です。
種蒔きにも、苗の植え付けにも、必要なのは「優しい気持ち」。
不器用で短気でがさつなわたしが、意外にも上手に出来ている。
こうしたことを発見できたのも、畑をやっているおかげです。
先日は、夏野菜を始末した北側の畑に、ルッコラ、小松菜、水菜、春菊の種を蒔きました。
この秋の種蒔き第三弾です。
寒さ対策に、種を蒔いた畝の上に不織紙をかぶせました。
今週末はぐっと気温が下がるそうですが、無事に芽が出てくれますように…。
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