たべるの

畑に好かれる人になる。(なりたいな。)

2009年10月16日
高橋 忠和高橋 忠和

たべるのでは、今年の始め頃から「農業熱」って言うのかなぁ。とにかく畑で野菜づくりをやってみたくて、かなり盛り上がっていました。しかし、ただ「おもしろそう」とか「やってみたい」じゃ、しょうがないよね。
みんなで畑ヘ行って、野菜を育て、収穫し、気がついたら野菜以外の収穫物が大きかった。なんてことにならないものか。そんなにうまくいくかな。

「今、みんな農業には興味はあるよね。でもね、農業って大変でしょう。普段わたしたちみたいに街で暮らしているひとが、お気楽気分で出かけて行ったら、畑はなんと思うかしら。その畑で毎日汗を流しているひとたちは、なんて思うかしら」

「畑に行こうよ。ただし、わたしたちが畑を好きかどうかではなくて、畑がわたしたちを好きになってくれるかどうか。畑に好かれる人になりたいな」そう意見がまとまり「たべるの畑くらぶ」を始めることにしました。

前日までの雨が上がって、9月22日は柔らかい陽射しが葉山の畑を包んでいます。
暑くもなく、寒くもなく。風穏やかで、絶好の畑日和。

みんなで土を耕し、ブロッコリーとハクサイの苗を植えました。
大根とニンジンの種を撒きました。

「たべるの畑くらぶ」には、今日はじめて出会ったひともいます。年齢も職業もみんなバラバラ。
なのに不思議ですね。自然に役割を分担して、必要なら力を合わせます。
こんな経験、遥か昔の子どもの頃の友達みたいだ。

これから「たべるの畑くらぶ」は、みんなで「畑に好かれる人になる」を目指して展開して行きます。
「おもしろいこと」が「すてきなこと」になると良いな。

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