畑の主役。
畑って、そのときどきに、主役がいるんですよね。
畑をやっていると、代わる代わる、主役になる野菜と付き合える。
その主役ですが、GW当たりからは、エンドウ豆が務めました。
絹さやや砂糖ざややスナップえんどう。
ちょちょっと摘んでもこの量!
もうね、1月余り、思う存分エンドウ豆を堪能しました。
収穫のタイミングがずれてサヤが硬くなってしまったものは、
豆を取り出してグリーンピースとして使います。
そのまま冷凍保存も効くので、重宝しましたよ。
そして5月も下旬になり、主役の座に躍り出たのは…そら豆!
今年はそら豆の出来が良かった!
「そら豆が美味しいのは1週間」と言われるほど収穫のピークは短くて、
実際には畑で穫れたのは3週間ほどだったのですが、
それでもその間、本当にたくさんそら豆を食べました。
そら豆って、種蒔きから収穫まで、半年くらい掛かる。
その間いろいろ手も掛かる本当にタイヘンな野菜だけれど、
それだけに思い入れもあるから、あれこれ料理するのが楽しいのです。
でも、やっぱり一番美味しい食べ方は…
さやごと魚焼きグリルに入れて、豆を蒸し焼きに。
シンプルだけど、これが最高!
そうこうしている間に6月になり豆達は無惨にも枯れてしまったけれど、
入れ替わるように華麗に登場したのはズッキーニでありました。
豆を蒔いてから僅か1ヶ月半ほどで見事に育ったズッキーニ。
ここ3週間ほどは、我が家の食卓はズッキーニの独壇場です。
15cm程度の小振りなものは縦割りにしてグリルがお薦め。
25cmくらいの中サイズは、輪切りにして。
それ以上に育ったお化けズッキーニは煮るのが断然美味しいです。
ちなみに日本では巨大ズッキーニが市場に出回ることは稀ですが、
ヨーロッパでは「マーロウ」と呼ばれ至極ポピュラーな存在だとか。
切り口からしたたる旨味の濃い水分が、煮ると良い仕事をしてくれるんです。
さて、そんなズッキーニも山場を過ぎた模様です。
いよいよ畑は夏野菜の本番です。
ナス、トマト、ピーマン、シシトウ、オクラ…
おっとその前にじゃがいも掘りが待っていますね!
畑は楽しい。
畑は美味しい。
こういう暮らしって幸せだなぁと改めて。
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