仔羊のタジン風白ワイン煮
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はスパイシーな香りがクセになる「仔羊のタジン風白ワイン煮」。
我が家で仔羊といえば、手っ取り早くグリルするのがお決まりですが、
今日ご紹介するのはグリルに匹敵するほど手早く簡単に出来る料理です。
中東の「タジン」をヒントに作った白ワイン煮。
ドライフルーツ、シナモン、パプリカ、この3つがあれば、
あっという間にエキゾチックな仔羊のご馳走が完成します。
「仔羊のタジン風白ワイン煮」
【材料】
ラムチョップ | 5本 |
ジャガイモ(中) | 2コ |
タマネギ | 1コ |
ドライプルーン | 10コ |
白ワイン | 100cc |
シナモン | ひとつまみ |
パプリカ | ひとつまみ |
顆粒ブイヨン | 小さじ1 |
ハチミツ | 小さじ1 |
オリーブオイル、塩、黒コショウ | 各適宜 |
イタリアンパセリ | あればで可 |
【作り方】
- 肉に塩コショウして、薄くオリーブオイルをひいたフライパンで、両面を色よく焼き付ける。
- 肉を一旦取り出し、タマネギの薄切りを入れて、中火でしんなりするまで炒める。
- タマネギを平らに広げ、1cm幅に切ったじゃがいもを敷き、その上に1の肉とドライプルーンを乗せる。シナモンとパプリカ、顆粒コンソメを振りかける。
- 白ワインを注ぎ、ハチミツを回しかけたら、強火にしてアルコールを飛ばし、フタをして煮る。
- 中火で約10分、ジャガイモに火が通ったら出来上がり。
ドライフルーツの甘みとシナモンの甘い香り、
そしてパプリカのピリッとしたスパイシーさがエキゾチック。
もっと辛いのがお好みなら、カイエンヌペッパーを加えてもOKです。
合わせたワインは…
ボデガス・ムスティギージョ
「メスティサ」
スペインの注目のワイナリー。地元品種「ボバル」を中心に6つのブドウをブレンドしています。ラベルをよく見ると6人が絡み合っています。6種類の人種だそうですが、6種類のブドウを表現しているんですね。ちなみに残りの5つは、テンプラニーニョ、シラー、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン。ちなみに「メスティサヘ」とは混血という意味だそうです。
スペインの最も有名なワインガイドブック「ペニンガイド」で、
91の高ポイント、コスパは最高の5つ星を獲得した実力ワイン。
しっかりとしたボディと、凝縮感のある果実味で飲み応え満点。
様々なブドウの持ち味が複雑で優雅なハーモニーを奏でます。
スパイスをまぶした仔羊と仔羊の旨味を吸ったジャガイモ。
そこに濃厚な甘みのドライプルーンが加わることで衝撃的な美味しさが。
味付けも調理のプロセスもシンプルでありながら味わいは複雑で奥深い。
メスティサヘとの絶妙なマッチングを是非ご賞味下さい。
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