仔羊と白花豆のトマト煮
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は冬のご馳走メニュー「仔羊と白花豆のトマト煮」です。
じっくり煮込んだ料理が嬉しい季節になりました。
特に塊肉とお豆の煮込みは、ヨーロッパではみんな大好きなご馳走です。
今日は仔羊の肩ロース、手に入りやすくなった焼き肉やステーキ用で、
牛肉や豚肉とは一味違うパンチと甘みをたっぷりといただきましょう。
「仔羊と白花豆のトマト煮」
【材料】
仔羊肩ロース肉 | 400g |
白花豆(白インゲン) | 400cc |
タマネギ | 1コ |
ニンニク | 1カケ |
小麦粉 | 大さじ1 |
トマト水煮缶 | 1コ |
赤ワイン | 200cc |
水 | 100cc |
顆粒ブイヨン | 10g |
ハチミツ | 大さじ2 |
白だし | 大さじ1 |
セージ、タイム | 各2枝 |
オリーブオイル、塩、コショウ | 各適宜 |
【作り方】
- 白花豆を戻す。一晩たっぷりの水に浸して戻し、翌日新しい水でコトコト煮る。煮上がったら煮汁ごと保存する。
- 肉の表面にしっかりと塩コショウして、軽くオリーブオイルを引いたフライパンで色よく焼き付ける。
- 煮込み鍋にオリーブオイル少々を入れニンニクとせん切りにしたタマネギを炒める。小麦粉と2の肉を加え、ざっと炒め合わせる。
- トマト缶、赤ワイン、水を注ぎ、顆粒ブイヨンとハチミツを加え、蓋をして小一時間ほど煮る。
- 肉が柔らかく煮えてきたら豆を加え、セージとタイムも加え、さらに15分ほど煮る。その間、味見をして塩味が足りなければ白だしを加え、仕上げに黒コショウを振る。
煮込みは煮上がった直後は全体的に味がバラバラな感じがします。
本当に美味しくなるのは、数時間後。
温度が下がるときに味がしみてまとまっていくのです。
なので、前日に煮ておいて、翌日の晩ごはんにする位がちょうど良い。
置いておく時間こそが、煮込み料理にとって最高の調味料なんですね。
さて、合わせたワインは…。
セラー・エスペルト
コンフィアンサ
またまた登場しましたセラー・エスペルト。
この「コンフィアンサ」は不思議な味わい。しっかりとしたボディがあるのに厚ぼったくなくどことなくヒンヤリした印象さえある。
とても滑らかなタンニンが涼やかに喉を通っていく感触はエレガントで美しい。この美味しさはとても新鮮な体験です。
なんとこのワイン、ワイナリー和泉屋さんの新井社長がアッサンブラージュ(ブレンド)したワインなんだそう!
「コンフィアンサ」とは信頼という意味。
セラー・エスペルトと和泉屋さんの深い信頼関係を表しています。
しかし樹齢100年を超える2つのエリアのカリニェナ(カリニャン)種をブレンドしたというこのワイン。
涼やかで凛として深みのある、本当に素晴らしい一本です!
甘くボディのある仔羊の煮込みとコンフィアンサ、
マッチョなアスリート系男子とクールビューティーな美女というコンビ!
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