たべるの

れんこんのオイル煮アンチョビ風味

2018年11月5日
沢樹舞沢樹舞

このところ、朝晩グンと冷え込んできましたね。
今年の夏があれほど暑かったことを、もうすっかり忘れてしまうほどです。
ふと、回りを見渡すと、風邪っぴきの人も多く、現にわたしも咳き込んだりして、
このところの急な寒暖差が、きっと体に堪えるんだなぁって思います。

薬膳では、秋にはれんこんを食べると良い、とされています。
その理由を調べてみたらば、れんこんには肺を潤す効果があり、
気温が下がり空気が乾燥するこの季節にれんこんを食べることで、
呼吸器が乾くのを防ぎ、ひいては風邪を防ぐというのが薬膳の考えです。

ということで、れんこんを、簡単にもりもり食べられるレシピをご紹介します。

「れんこんのオイル煮アンチョビ風味」

【材料】

れんこん 400g
アンチョビフィレ 3本
オリーブオイル 大さじ2〜3
50cc
黒胡椒 適宜

【作り方】

  1. れんこんは皮を剥き、一口大の乱切りにして小鍋に入れ、アンチョビを乗せ、オリーブオイルと水を加え、蓋をして火に掛ける。
  2. 鍋の中がクツクツと沸いてきたら弱火にして10分ほど煮た後、火を止めて、10分ほど余熱で蒸す。
  3. 蓋を取り、アンチョビをほぐすように、木べらで和える。黒胡椒を振って出来上がり。

アツアツでもおいしいですが、冷めてもまたおいしいので、作りおきにもぴったりです。
ちょっとした箸休めや、おべんとうのおかずにも。

わたしはこんな風にパスタにするのも好きです。

茹で上がったパスタに加え、ざっと炒め合わせるだけ。
黒オリーブを加え、パルメジャーノを削って、黒胡椒を振ります。

今が旬のれんこんに、風邪を予防する凄いパワーがあるなんて…。
おいしいものは薬だとは、ホント良く言ったものです。

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