たべるの

最高のおうちとんかつを目指して

2008年4月2日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日のテーマは「最高のおうちとんかつを目指して」。

とんかつ好きです。
なので、とんかつには、ちょっとウルサイ。
何処其処に美味しい店があると聞けば飛んで行き、
行けば必ずロース定食を注文する。

わたしにとってとんかつは、外で食べるもの、でした。
天ぷらや寿司と同様に「職人技」を楽しむもの。
ところがある日、ふと思いついたのです。
「最高のおうちとんかつを作ってみよう!」

きっかけとなったのは、食材の宅配便。
定期的に送られてくるセットの中にトンカツ用の豚肉が入ってた。
「いっちょ、自分で作ってみるか〜。」
ダメ元というか、勢いで作ってみたらば、なかなかの出来。
以来、月イチのペースでとんかつ作りに励んでいます。

「おうちとんかつ」をお店レベルに近づけるポイント…
わたしなりに考えてみたのですが、
やはりなんといっても「お肉の質」がカギです。
ちょっと奮発して美味しいお肉を買う、これに限ります。

そして、油にもこだわって、新しいものを使う。
わたしはキャノーラ油を使っていますが、
ラードを使うとカラリと揚がるそうなので、今度是非トライしてみます。

で、もうひとつ、肝心なのが衣の付け方。

長年通い詰めているとんかつの名店「すずき」では、
小麦粉をまぶして余分な粉をはたいた後、
卵液にくぐらせて、パン粉を付けて、を、二回繰り返すのです。
すると、お菓子のようにサクッと香ばしい衣の層ができて、
本当に美味しいのです。
パン粉は粗め目。
余って硬くなったバゲットをミキサーで砕いて作っています。
冷凍庫で保存しておけば長期保存が可能です。

後は火加減。
弱火から揚げ始めますが、始めは小さな泡だったのが、
ポコポコ大きくなってきたらひっくり返し時。
裏も同様に大きな泡が出たら、強火にして両面カラリと仕上げます。

出来ました〜。サワキさんちのとんかつで〜す。

とんかつはソースじゃなく、塩と和辛子でいただきます。
上手に出来たときだけの美味しい食べ方です。

キャベツが無かったので、
菜の花の油和えと、もやしのカレードレッシング和えを添えて。

この調子で月イチとんかつ修行は続きます。
目指すは最高のおうちとんかつ。
頑張るぞっ!!!

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