たべるの

シンプルでちょっと大人?!なロールキャベツ

2008年1月21日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は洋食の定番メニュー「ロールキャベツ」です。

おうちで食べる洋食は、洋食屋さんよりちょっと薄味がイイ。
…というのがわたしの持論です。
でも、単に塩気が足りない「ぼやけた」料理ほど哀しいものはない。
ちゃんと味にメリハリ、というか骨格を作ること。
味がしっかりとしているのに素材の味わいが残っていること。
そんな料理を目指しています。

ロールキャベツのレシピもたくさんありますが、
シンプルでちょっと大人っぽいこんなロールキャベツはいかが?

合い挽き肉+タマネギみじん切り+シイタケみじん切り
これに塩と胡椒をしっかり加えてよく練ります。
分量の目安は、、、
10コ作るのに挽肉180g、タマネギ1/2コ、シイタケ1コ
塩がひとつまみくらい。
(親指と人差し指、中指の三本で軽くつまんだ量)

タネにシイタケのみじん切りを使うのがわたし流。
以前ご紹介したメンチカツやつくねにも加えていますが、
挽肉にシイタケをプラスすることでぐっと旨みが増します。

で、このタネを、キャベツで包むのですが…

キャベツは一枚一枚はがして、深鍋に入れて水を入れフタをして蒸し煮にします。
しんなりしたらザルに上げて水気を切り、根本も固い部分を削いでおきます。

巻き終わりを下にして、お鍋にぴっちりと並べます。
隙間にはセロリの葉っぱやトマトを詰めましょう。
こうすると楊枝などで止めなくても、煮くずれしません。

かぶるくらいのお湯(キャベツの煮汁も使う)、
プチ・トマト、セロリの葉、ローリエの葉、ナツメグ、ブイヨン2コを入れ、
中弱火で30〜40分。
途中で味見をして、塩、胡椒で味を整えましょう。

スープはあっさりしているけどコクがある!
ケチャップなどは使わず、プチ・トマトの爽やかな酸味を活かし、
いいダシが出ているキャベツの煮汁も有効利用したりと、
素材の旨みを充分に楽しめる仕立てになっています。

このロールキャベツ、白ワインにもぴったり。

是非、お試しあれ。

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