牛肉のカツレツ「コートレット」
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
本日は牛肉のカツレツ「コートレット」をご紹介します。
イタリアはミラノの名物料理、
「ミラノ風カツレツ=コートレット・アラ・ミラネーゼ」
その起源は12世紀とも言われています。
まだ乳の匂いのする仔牛のロースを、
麺棒やワインのボトルなどで叩いて薄くのばし、
卵液にくぐらせた後、パン粉をまぶして焼き上げる。
…これが正統なレシピなのですが、どこでどう覚えたのか、
わたしは中に生ハムとバジルの葉を挟んで衣を付けて揚げます。
きっかけは、特売のオーストラリア産のステーキ肉を買ったとき。
オージービーフは柔らかいけどあっさりし過ぎていて、
わたしにはちょっぴり物足りない(笑)。
だからこれをステーキじゃなくミラネーゼにしよう…と思いつき、
ついでにベーコンとバジルをはさんで揚げたんです。
お味は…というと、パンチが効いて、まさにわたし好み!
でもねぇ、どこかで覚えがあるんですよねぇ。
よくよく考えてみたら、これって「サルティンボッカ」、
子牛肉に生ハムやセージを重ねてソテーするローマ料理だわ。
どうやらわたしの頭の中で、2つの料理がまぜこぜになって、
結局、双方のいいとこどり、みたいな料理が出来ちゃった(笑)。
そんな話はさておいて、肝心の作り方デス。
【作り方】
- まずはステーキ肉を2つに切り分ける(つまり1枚の肉で2人分)。
2つに分けた肉のどちらも、脂肪の多い側から包丁を入れ、厚みを半分にするように開く(完全に切り離さず扉状にする)。 - 肉を開いてラップで挟んだ後、麺棒や瓶などで叩いて薄くのばす。
- 塩、胡椒し、バジル、生ハム(または薄切りベーコン)を乗せ、半分に折りたたんで軽く押さえたら、小麦粉→卵液→パン粉 の順で衣を付け、植物油で揚げる。
- 衣がきつね色になったら、出来上がり!
お安いお肉でOKだし、1枚で2人分できちゃうし…
う〜ん、我ながら上出来だと、自画自賛。
…単純ですねぇ、まったく(笑)。
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