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那須高原今牧場チーズ工房さんのチーズで料理(その2)「ししとうやピーマンのじゃこ炒めシェーブル乗せ」

2014年8月12日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は那須高原今牧場チーズ工房さんのチーズで料理その2。

さて、今年は夏野菜と一緒に楽しんだフレッシュチーズ。
那須高原今牧場チーズ工房の高橋さんが作るチーズの中でも、
わたしがイチ押しなのは「朝日岳」というフレッシュ・シェーブル。

シェーブルとは山羊の乳から作られるチーズのことを言いますが、
牛のチーズとの大きな違いは「酸味」にあります。
その酸味に始めは戸惑うかも知れませんが慣れると病みつきになります。
しかも絞りたての乳の新鮮な味わいを楽しめる「フレッシュ」は
優しい酸味とまろやかな味わいが本当に魅力的!

さて、そんなフレッシュ・シェーブルを使った一皿が…

「ししとうやピーマンのじゃこ炒めシェーブル乗せ」

【材料】

ししとう 10コ
ピーマン 5コ
甘唐辛子 3コ
青唐辛子 3コ
ちりめんじゃこ ひとつまみ
だし醤油 大さじ1
シェーブル お好みの量
オリーブオイル、ごま油、黒コショウ 適宜
※ししとうやピーマンなど、手に入るものだけでOK。
いろいろ混ぜればほろ苦さのトーンにグラデーションが出来てより一層美味しさが増します。

【作り方】

  1. ピーマンは縦半分に切りタネを取り除く。ししとうはそのまま。甘とうは斜めに2分する。青唐辛子は小口切りに。
  2. フライパンにオリーブオイルをひき、1を入れざっと炒める。大さじ2〜3杯の水を加え、フタをして中火で1〜2分蒸す。
  3. ちりめんじゃこを入れ一混ぜしたら、鍋肌にだし醤油を回し掛け、香り付けのごま油少々を加え、ざっと炒め合わせる。
  4. 器に盛り、黒コショウを振り、お好みの量のシェーブルを乗せて完成です。

いやはや、ししとうやピーマンやじゃこの味わいにシェーブルが合うとは…
夏になると山のように穫れるししとうやピーマン類を大量消費するために考えたレシピなのですが、
先日ふと「シェーブル乗せたら美味しそう…」と閃いて、
やってみたらば、これが美味しいのなんのって!
ピーマン類のスパイシーでほろ苦い味わいを優しくしてくれるんです。

合わせたワインは…

カスティーリョ・デ・マエティエラ
「リバリス・ブランコ・ドライ」
大好きなリバリスの白。桃やマスカットやパッションフルーツを思わせるまったりとした果実味を持ちつつ、ドライな飲み口に仕上げた「ドライ」。料理合わせの幅が広く、どなたにも愛される味わいです。

華やかでアロマティックなこの白ワインは、
確かに後味はドライなんですが、お口の中ではまろやかでネクターのよう。
ピーマン類と合わせると、ほろ苦さをまろやかさが包み込む感じで、
本当によく馴染むんです。
さらにジャコのうまみやシェーブルのクリーミーな味わいが加わることで、
その美味しいハーモニーは倍増します。

ほとんど、素材を楽しむようなシンプルな料理ですが、
それこそが、夏限定の贅沢ですね。

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