たべるの

アサリと新じゃがの蒸し煮

2009年3月17日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は春先の美味しいアサリを新じゃがと一緒に蒸し煮にします。

年中出回るアサリも、春先の貝類の美味しさはまた格別ですよね。
貝類の甘さが増す春先は、是非、その旨さを堪能したいもの。
そしてその旨味で、春野菜を煮るのもこの季節ならでは。
今日は新じゃがにたっぷりと吸い込んでもらおうと思います!

「アサリと新じゃがの蒸し煮」

【材料】

アサリ 20粒
新じゃが 10コ
ペコロス 10コ
プチトマト 10コ
ニンニク 1カケ
イタリアンパセリ 5枝
白ワイン 100g
白だし 大さじ1
オリーブオイル、塩、コショウ 各適宜

【作り方】

  1. アサリは海水程度の濃度の塩水に浸して、砂出しをする。ボウルではなく平たいバットなどで、ほんの少しアサリの頭が見える程度の水分量にするのがコツ。
  2. ジャガイモは良く洗って、皮付きのまま半分に切る。ペコロスは薄皮を剥く。プチトマトはへたをとっておく。
  3. 鍋にオリーブオイルと潰したニンニクを入れ火に掛け、ジャガイモを炒める。表面が色づいてきたら、ペコロスを加えざっと炒める。
  4. プチトマトを加え、白ワイン50ccと水50ccを注ぎ入れ、強火でアルコールを飛ばしたら、蓋をして弱火で蒸し煮にする。
  5. 20分ほどして、ジャガイモに火が通ったらアサリをかぶせるように乗せ、適当にちぎったイタリアンパセリを散らし、白ワイン50ccと白だし大さじ1を加え、再び蓋をして5分ほど煮る。
  6. アサリの口が開いたら、コショウを振って、出来上がり。飾りで、残ったイタリアンパセリを散らせば、香りも増してGOODです。

アサリを最後に加えて、旨味を閉じこめたジャガイモ。
シンプルな味付けですが、それぞれの素材の旨味を十分に堪能できます。

合わせたワインは…

「ヴィソーロ・ブランコ」
大好きなスペインの作り手「モンテ・ラ・レイナ」の白ワイン。
スペイン北部で普及しているマカベオと同種の「ビウラ」というブドウ品種に「ベルデホ」種をブレンド。
フレッシュな柑橘系のアロマの中に、ほのかに漂う花の香り。
酸味と果実味のバランスが絶妙で、誰にでも愛されるワインです。

我が家の定番ワインのひとつ「モンテ・ラ・レイナ」。
特に「キツネちゃん」が目印の「ヴィソーロ」は、
赤、白、ロゼ供に、バランスが良く飲み口が心地よく、
なによりもコストパフォーマンスが抜群で本当にお気に入り!

おうちで飲むワインって、重々しいと飲み疲れるし、合わせる料理も選ぶので、
わたしは軽やかさを持っているものを選ぶようにしています。
とはいえ、単に軽いワインでは物足りない。
軽やかだけど、軽くない…。そんな微妙な感覚が大切なの!!!

その点、このヴィソーロのシリーズは大満足。
これからの季節、きりりと冷やしたヴィソーロ・ブランコがあれば、
みんなですいすい〜っと飲めちゃいますよ♪

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