揚げタケノコの挽肉と木の芽ドレッシング
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は香りが決め手「揚げタケノコの挽肉と木の芽ドレッシング」です。
春先になると、中国料理店では、素揚げしたタケノコが登場します。
煮物や炊き込みご飯とは一味も二味も違った美味しさ。
タケノコの甘さも香りも倍増して、酒の肴にもおかずとしても抜群です。
揚げタケノコは塩を振るだけで十分に味わい深いのですが、
今日はカリカリに炒めた挽肉と木の芽をたっぷり掛けていただきます。
これ、お気に入りの赤ワインと合わせるために考えた料理。
フルボディの赤ワインとタケノコの相性は???
「揚げタケノコの挽肉と木の芽ドレッシング」
【材料】
タケノコ | 2本(小) |
豚挽肉 | 200g |
木の芽 | 20枚 |
ショウガ | 1カケ |
ニンニク | 1カケ |
だし醤油 | 大さじ1〜2 |
黒コショウ | 少々 |
サラダ油 | 小さじ1〜2 |
揚げ油 | 適宜 |
【作り方】
- タケノコは穂先を斜めに切り落とし、皮をむいて、たっぷりの湯に米ぬか1つかみを入れて茹でる。竹串が通すまで茹でたら、火を止めてそのまま冷ます。
- タケノコは半分の長さに切って、さらに4〜6等分にして、熱湯をさっと掛ける。その後に水気を良く切っておくと、揚げたときに油がはねにくい。
- 高温の油でタケノコを香ばしく揚げる。軽いきつね色になったらザルに上げ、よく油を切っておく。
- フライパンにサラダ油とみじん切りにしたショウガとニンニクを入れ中火に掛ける。
- 香りが立ったら挽肉を入れて炒める。挽肉からじゅわ〜っと脂が出てくるが、その脂分で挽肉を炒めるようにしてカリカリにする。仕上げにだし醤油を鍋肌から回し掛け、黒コショウを振り、ざっと混ぜ合わせる。
- 揚げタケノコを器に盛りつけ、上からアツアツの挽肉を掛け、木の芽を散らして出来上がり。
揚げタケノコも挽肉もアツアツが美味しいので、
挽肉を炒めて仕上げておき、タケノコを揚げている間に温め直すと、
同時にアツアツでいただけます!
合わせたワインは…
ボデガス・ウティエル
「ヴェガ・インファンテ・マデュラート・エン・バリカ」
ボルドーの国際ワインコンクールで金賞を受賞!
地元品種ボバルとテンプラニーニョのブレンド。
カシスやブラックチェリーを煮詰めたような、深く濃い果実味が口いっぱいに広がります。
味わいは濃いのにタンニンは滑らかで飲みやすい。
どなたにも楽しんでいただける赤ワインです。
このヴェガ・インファンテ、
とにかく「濃くて甘〜い」果実味がいっぱい。
炭火にした焼き肉、例えばカルビの焼き肉などに最高ですが、
沢樹舞のマリアージュ・マジックは、揚げタケノコに合わせます!!!
ポイントは上から掛けた挽肉のドレッシングと木の芽。
お醤油でシンプルに味付けをした挽肉と薫り高い木の芽の組み合わせで、
このワインの持つ明るく伸びやかな果実味を引き出します。
しかし、昨今のスペインワインのレベルの高さには、驚かされてばかりです。
このワインもお値段は1.500円前後…。本当に素晴らしい。
スペインは最上のおうちワインの宝庫ですね!
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