ししゃもの南蛮漬けレモン風味
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はししゃもを使ってレモン風味のモダンな南蛮漬けをご紹介します。
南蛮漬けといえば小アジが定番ですが、その下処理はちょっと面倒。
小さなアジのエラを取ったりゼイゴを切り落としたりするのは本当に手間が掛かります。
そうした処理が一切要らないのがししゃもの一夜干し。
しかも子持ちししゃもなら、アジとはまた違った美味しさがあります。
今日はさらにマリネ液もお手軽に。
市販のすし酢とレモンを使ってワインに合うモダンな南蛮漬けを作ります!
「ししゃもの南蛮漬けレモン風味」
ししゃも一夜干し | 10本 |
片栗粉 | 適宜 |
揚げ油 | 適宜 |
[マリネ液] | |
すし酢 | カップ1 |
水 | カップ1/2 |
レモン汁 | 1/2コ分 |
黒コショウ(粒) | ひとつまみ |
鷹の爪(小口切り) | ひとつまみ |
たまねぎ | 1/2コ |
レモン | 1コ |
カラーピーマン | あればで可 |
【作り方】
- ししゃもに片栗粉をまぶす。押しつけるようにしっかりと付けた後は、余分な粉を落とす。
- 油を熱し、1を揚げていく。油の温度は180度程度。子持ちのししゃもは油が跳ねやすいので注意してくださいね。
- 4〜5分じっくり揚げ、全体に香ばしいきつね色がつけばOKです。
- レモンは竹串で刺してから、半分に切ります。半分は絞ってレモン汁をとり、残りは5mm程度にスライスします。
- 浅い保存容器に揚げたてのししゃもを入れ、薄切りのタマネギとレモンを乗せ、あればカラーピーマンも添える。その上にマリネ液を掛ける。半日から一晩寝かせるが食べ頃です。
マリネ液は市販のすし酢と水を2:1で割ってレモン汁を加えるのがポイント。
すでに味が調ったすし酢をベースにすることで失敗がありません。
もし、より酸っぱいのがお好みでしたら、水で割らなくてもOKです。
お好みで調整してください。
合わせたワインは…
バデンホースト・ファミリー・ワイン
「ザ・キュレーター・ホワイト・ブレンド」
南アフリカの白ワインです。
シュナンブランのトロピカルな風味と、シャルドネの豊かなボディ、ヴィオニエのまったりしたニュアンスが素晴らしいハーモニーを奏でます。ピュアでフレッシュな果実味にミネラルのキレも感じられ、たいへんにまとまりの良い仕上がりになっています。
お酢と白ワインの酸味って、喧嘩することも多いのです。
でも、このワインは全体に丸みがあって、マリネ液の酸味とマイルドにマッチ。
まるでマリネ液の延長線上に有るような絶妙なバランスでした。
すし酢だけではまったりとし過ぎるのでレモンで締めたのも勝因。
このマリアージュはわたしにとって大ヒットです!
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