たべるの

子芋の甘辛揚げ煮

2013年6月14日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はじゃがいも堀りした日のおまけ「子芋の甘辛揚げ煮」です。

先日、畑でじゃがいも堀りをしました。
横浜の畑では、この春、キタアカリと男爵という2種類の品種を育てました。
始めはキタアカリを、2週ほどずらして男爵を植えたので、
まずは先にキタアカリの収穫から。

根元を掘りおこすと、実に様々なサイズの芋が地中から顔を出します。
親指の先ほどのものから卵の黄身ほどの小さな芋は、芋の子とか子芋と呼ばれ、
いわゆる「S」より小さいので、スーパーに並ぶことはありません。
だからこそ、この可愛い子芋を食べられるのは、畑をやっている特権です。

今日はそんな子芋を、昔懐かしい揚げ煮にしていただきます。

「子芋の甘辛揚げ煮」

【材料】

子芋 400g
オリーブオイル 大さじ1
ごま油 大さじ1
めんつゆ 大さじ3
砂糖 大さじ1
大さじ1

【作り方】

  1. 子芋は皮付きのまま使うので、しっかりと泥を落とし、芽などがあれば取っておく。
  2. フライパンに油を入れ熱し、子芋を表面がきつね色になるまで中火で5分以上しっかりと炒める。
  3. めんつゆ、砂糖、水を加え、ざっと炒め合わせる。
  4. 蓋をして弱火で5分ほど蒸し煮にする。
  5. 竹串がすっと通ったら、火を強め、焦がさないようにヘラで混ぜながら汁気を飛ばす。完全に汁気が無くなりアメ色のツヤが出れば出来上がり。

この料理で大事なことは、始めにしっかりと炒めること。
多めの油で、揚げるように炒めます。
もちろん、普通に揚げちゃっても良いのですが、炒めるほうが簡単。
皮がきつね色になるまで炒めると、美味しさが格段にアップします。

子芋って、普段は規格外だから捨てられちゃうのかなぁ。
スーパーでも売ればいいのになぁ。
親指の先っぽほどの小さい小さいお芋も本当に美味しいです。
もし、どこかで見掛けたら、是非、買って食べてみてください。
きっと大好きになりますよ。

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