たべるの

マグロの春ちらし

2013年4月9日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日ははんなり春の香り、マグロのちらし寿司をご紹介します。

昨日は入学式の日でしたね。
至るところで、ピカピカの1年生の姿を見掛けました。
今年は桜が早く咲いて、お花見の予定も狂ってしまったけれど、
この時期は1年で最も「ちらし寿司」が似合う季節に違いありません。

ずっと以前にこのページでご紹介した「まぐろのちらし寿司」。
久々に作りましたので、再び登場させたいと思います。

「マグロの春ちらし」

【材料】

2合
すし酢 大さじ4
マグロ(刺身用赤身) 1さく(大きめ)
しらす 大さじ2
白ごま 大さじ1
1コ
菜の花 1/2わ
こごみ 4コ
タラの芽 6コ
木の芽 10枚
サラダ油、ワサビ、しょう油 各適宜

【作り方】

  1. マグロは5mm程度の厚さにそぎ切りにして、ワサビを溶かしたしょうゆ油に30分ほど漬けておく。
  2. すし酢にしらすを浸しておく。
  3. 卵を溶きほぐし、油を引いたフライパンに流し入れ、炒り卵を作る。
  4. たっぷりの湯を沸かし、菜の花、こごみを固めに茹でる。ザルに上げ粗熱が取れたら、5cm程度に切り分けておく。
  5. ごはんが炊けたら飯台かボウルにあけ、白ごまを振りかけ、2のしらすをすし酢ごとまんべんなく回し掛ける。
  6. うちわで扇ぎながら、しゃもじで切るように全体を混ぜ合わせる。
  7. 器に6を盛りつけ、汁気を切ったマグロ、葉の花、こごみ、タラの芽、卵を彩りよく乗せ、最後に木の芽を散らして出来上がり。

すし酢にしらすを浸しておくのは母から教わった秘伝!
こうすることで、すし酢としらすが一体になって、ごはんにも混ざりやすいし旨味も増して美味しいの。
ちなみにすし酢はまとめて作るとラクちんです。
・米酢 1カップ
・砂糖 1/3〜1/2カップ
・塩  小さじ1
上記を蓋付きの瓶に入れて、上下にシェイクして溶かします。
長期保存が可能なので、炒め物や和え物、ピクルスなどにも活躍します。

さて、ちらし寿司に合わせるワインは…

セラー・エスペルト
「エスクトゥリト・ブリュット・ロザートNV」
バラ色の鮮やかな色合いが魅惑的なスペインのスパークリング・ワイン。シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で作られています。イチゴのような甘酸っぱい果実味と適度なコク、すっきりとドライな飲み口が心地よい。

ちらし寿司の甘酸っぱさにはスパークリング・ワインが良く合います。
しかもマグロの漬けは濃い色調のロゼとの相性が抜群。

マグロのちらし寿司をお重に詰めてお花見に…。
なんて、東京の桜は散ってしまったけれど、北国の皆さんはまだ間に合いますね。
是非、ロゼのスパークリング・ワインと共に、お出かけ下さい。

コメント