沢樹流トマトすき焼き
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は新しい美味しさ発見!「沢樹流トマトすき焼き」。
先日、とある人気レストランで初体験した「トマトすき焼き」。
「すき焼きにトマト?!」と衝撃を覚えたのですが、
美食家の間では一昨年ぐらいから秘かなブームになっているのだとか。
しばらくの間、トマトすき焼きのことが頭から離れず、
例の如く「わたし流に作っちゃおう!」と閃いたのがこのレシピ。
誰でも簡単に絶対おいしい!
大胆沢樹流アレンジの真骨頂、是非ご紹介したいと思います!
「沢樹流 トマトすき焼き」
【材料】2人分
牛肉(すき焼き用) | 4枚 |
トマト水煮缶(ホール) | 1缶 |
ホワイトバルサミコ酢 | 大さじ2 |
白だし | 大さじ1 |
ハチミツ | 大さじ1 |
ネギ | 1本 |
エリンギ | 2本 |
ルッコラ | 適宜 |
牛脂 | 1コ |
タイム | 2枝 |
塩、黒コショウ | 少々 |
【作り方】
- 小鍋にトマトの水煮を汁ごと入れ、タイムを乗せ、火に掛ける。トマトは崩さずそのまま煮て、始めは強火、煮立ったら中火にして5分程度煮る。
- ホワイトバルサミコ酢と白だしとハチミツを加え、さらに5分程度弱火で煮詰めてスタート時点から半分ほどの量になったら、水50cc程度加えて一煮立ちさせ火を止める。
- フライパンに牛脂を入れて熱し、ネギとエリンギを色よく焼き付ける。
- 3を取り出し、牛脂を再度ひいて、牛肉を焼く。その際、軽く塩コショウする。
- 器に4の牛肉、ネギ、エリンギを盛りつけ、2のトマトとソースを掛け、ルッコラを添えたら出来上がり。
料理の完成形を見るとすき焼きとはイメージが違うのですが、
食べてみると、やっぱりすき焼きです。
でも、トマトの水煮とホワイトバルサミコ酢が生み出す甘酸っぱさが、
何とも新鮮な印象です。
ホワイトバルサミコ酢が入手できなければ普通のバルサミコ酢でOK。
合わせたワインは…
ボデガス・アバニコ
「マニウム・クリアンサ」
大好きなスペインの醸造家「ラウル・ペレス」氏が手がけるワイン。土着品種「メンシア」というブドウの魅力を教えてくれたのがラウル。キレイな酸と華やかで軽やかな果実味、複雑で妖艶なアロマ…。まるで上級のブルゴーニュ?と見まがうほどのエレガントなキャラクターにぞっこんです!
ラウルの手がけるメンシア種といえば「ウルトレイア」ですが、
このマニウムは、さらに複雑でセクシーな印象です。
この価格でどうしてこんなに美味しいワインができるの?と、
半ば呆れてしまうほど素晴らしい(笑)。
なので、合わせるお料理にも、思わず気合いが入ってしまいます。
メンシアには上等な牛肉を合わせるのが好きです。
そして、ワインの持つキレイな酸を意識して、料理にも酸味を加えます。
トマトの水煮をホワイトバルサミコ酢と共に煮詰めたソースが、
マニウムの持つエレガントな果実味と絶妙にマッチ!
是非お試しいただきたいマリアージュです。
わたしの料理番組「沢樹舞のおいしい時間」では、
こんなお料理と合わせたので、良かったら覗いてみてください。
http://www.ngas.co.jp/prego/cook/oisii/20120822.html
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