たべるの

ウルトレイア2009年に合わせて
「牛ヒレ肉のステーキ キノコのバルサミコソテー添え」

2011年8月26日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は大好きなワインのためにこの夏一番のご馳走を作りました。

先日ワイナリー和泉屋さんのワインパーティーで、
スペインで最も注目される醸造家「ラウル・ペレス」に会いました。
彼の代表作である「ウルトレイア」はわたしも大好きなワイン。
毎ヴィンテージ必ず手に入れ、合わせる料理を考えて楽しんでいます。

お会いした際に紹介されたウルトレイアの最新ヴィンテージ2009年、
実はわたし、この2009年、もの凄く気に入ってしまったのです。
なのでもの凄く張り切ってどんなお料理を作ろうかと考えたら、
この夏一番のご馳走になっちゃいました!

「牛ヒレ肉のステーキ キノコのバルサミコソテー」

【材料】2人分

牛ヒレ肉ステーキ用 2枚
シイタケ 2コ
マイタケ 1パック
エリンギ 2本
ニンニク 1カケ
鷹の爪 1本
バルサミコ酢 大さじ2
ハチミツ 大さじ1/2
だし醤油 大さじ1
サワークリーム 大さじ4
ピンクペッパー ひとつまみ
オリーブオイル、塩、砂糖、黒コショウ 各適宜

【作り方】

  1. キノコは食べよい大きさにカットする。
  2. フライパンにオリーブオイルをひき、刻んだニンニクと鷹の爪を入れ熱し、香りが立ったらキノコを入れ炒める。砂糖ひとつまみを入れると水気が抜けてしんなりする。
  3. バルサミコ酢を回し掛け、ハチミツも加える。
  4. 鍋肌にだし醤油を掛け、全体にまんべんなく炒め合わせたら、塩コショウで味を調え火を止める。
  5. 肉に塩コショウしたら、グリルパンでお好みの焼き加減で焼く。フライパンなら牛脂を用いて焼く。
  6. 皿に肉を盛りつけ、4を上から掛け、サワークリームを乗せたら、ピンクペッパーを振って出来上がり。

久々に牛ヒレ肉を奮発してしまいました!
ウルトレイア2009年には、上質な和牛が良いと思ったのです。
さらに、豊かな果実味、美しい酸、複雑なアロマに合わせたくて、
このキノコのバルサミコソテーとサワークリームを添えてみようと…。
これ、本当に美味しいですよ。
和牛のステーキじゃなくても、豚肉や鶏肉のグリルでも良いです。

さて、本日の主役のワインです。

ラウル・ペレス
「ウルトレイア 2009年」
メンシアというスペインの固有品種使ったワイン。恐らくどんなワインマニアでも、プロでさえも、この品種が何か、どこの産地か、全く解らないでしょう。
上質なブルゴーニュにも通じるエレガンス、シャトー・ヌフ・ド・パープの複雑さ、でも違う、なんだろう?飲めば飲むほどハマッていく魔力がこのワインにあります。

とにかく、2009年は良いですよ〜!
もの凄くエレガントで複雑で、どことなくエキゾチックでミステリアス。
それでいてたいへんにバランスが良くすっきりとまとまっている。
ここ最近のヴィンテージの中では、個人的に一番好きです。

このワインに合わせるために、数時間「うーむ」と唸って考えたレシピ。
わたし的にはこの夏一番の「よくできました」で賞(笑)。
皆さまにも是非お試しいただきたいです。

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