たべるの

3分しか火を使わない「小松菜のオイル蒸し」

2011年3月22日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は省エネレシピ第三弾、3分しか火を使わない「小松菜のオイル蒸し」。

もうすっかり省エネモードに切り替わった我が家では、
毎日「節電できて」かつ「美味しい」をテーマにお料理しています。
完全に「火を使わない」料理ばかりでは寒い季節にはちょっと辛いので、
最小限の加熱でOKのレシピをあれこれ考えています。

今日は小松菜のオイル蒸し。
要は洋風の煮浸しなのですが、水を使わずオイルだけで蒸し煮にすれば、
なんと加熱時間は3分で完成します!

「小松菜のオイル蒸し」

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【材料】

小松菜 1わ
豚薄切り肉 200g
ニンニク 1カケ
オリーブオイル 大さじ2
塩、黒コショウ ひとつまみ
だし醤油 お好みで

【作り方】

  1. 小松菜はざく切りにして、水を張ったボウルで振るように洗う。水を1〜2回変えれば充分。流水で洗うより節水になるし、根本に残った土も良く落ちる。
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  2. 鍋に小松菜を入れる。水気は完全に切らず、若干葉に水滴が残っているほうが蒸しやすい。
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  3. 豚肉を乗せて、刻んだニンニクを散らし、塩とコショウを振る。
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  4. オリーブオイルを回しかける。
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  5. 蓋をして点火する。強火で3分加熱したら火を消して、そのまま10分間蒸らす。器に盛りつけお好みでだし醤油を回しかけていただきます。

今日はボリュームを出すために豚肉を足しましたが、もちろん小松菜だけでも充分に美味しいです。
小松菜はアクも少ないから、この調理法に向いているんですね。
煮浸しを作るときは多めの湯が必要ですが、沸かすのに時間が掛かります。
油と葉野菜だけならあっという間に沸くので、後は余熱で充分なんです。

ちなみに、3分という時間を可能にするのはガスの熱。
ガスの炎って、下からだけじゃなく、周囲から包み込むように加熱するのが最大の美点です。
周囲に対流する熱を生み、厚手のお鍋の中がオーブンのようになる。
たった3分しか加熱していないのに、その後も余熱が美味しく調理します。

ガスやお鍋の特性を活かして省エネするのも賢い方法!
是非お試しくださいね。

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