たべるの

サツマイモとオイルサーディンのグリル

2010年10月26日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は目からウロコ?!「サツマイモとオイルサーディンのグリル」。

今週はサツマイモ週間だ!と勝手に決めている我が家ですが、
実は飲みたい赤ワインがあって、そのワインとサツマイモをなんとか結びつけることはできないだろうか?
そう思いを巡らせるうちに、フッと浮かんだのがこのレシピ!
自分で言うのもナンですが、感動的なマリアージュです。

「サツマイモとオイルサーディンのグリル」

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【材料】

サツマイモ 1本
オイルサーディン 1/2缶
ローズマリー 1枝
オリーブオイル、塩、コショウ 各適宜

【作り方】

  1. サツマイモはなるべく太めの物を選ぶ。なければ斜めに切って表面積を増やす。1cm幅の輪切りにして、5分ほど水にさらしてアク抜きをする。
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  2. イモの水分をペーパーで拭き取り、オリーブオイルをひいたフライパンで両面を色よく焼き付ける。
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  3. オイルサーディン、ローズマリーを乗せ、軽く塩コショウを振り、缶のオイルをたらす。
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  4. 200度のオーブンで10分。
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サツマイモとオイルサーディン!!!
この組み合わせを思いついたときには「ヤッター!」でした。
で、実際に食べてみて、再び「ヤッター!」。

そしてこのワインと合わせて三度…(笑)。

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フィンカ・エンペラトリス
「アルタリウス・クリアンサ」

スペインワインの代名詞的生産地が「リオハ」。ブドウ品種はテンプラニーニョ。クリアンサとはワイン法で「オーク樽と瓶で24ヶ月以上熟成させたもの」を指します。
歴史ある生産地ですが昨今では新しいスタイルを持ったワインも続々と出現。
このアルタリウスも、モダンかつコスパ抜群で、現代のリオハを身近で体現できる1本です。

今やスペインのいたる場所から素晴らしいワインが登場しますが、
ほんの一昔前までは、スペインワインと言えばリオハでした。
ただ、かつてのリオハは、少しひねてて厚ぼったいイメージ。
ところが最近のリオハは違うんですね。
このアルタリウスは、適度なボリュームの中に酸味や果実味やタンニンが良いバランスですっきりとまとまっている。
サラミや生ハムなどと合わせるのが最良と思いきや、サツマイモとオイルサーディンの組み合わせは夢のよう!!!
テンプラニーニョ独特の丸く温度のあるボディにサツマイモ。
これはちょっとした事件かも知れない(笑)。

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