たべるの

鶏手羽先と大豆の煮物

2008年2月11日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はほっくりこっくり「鶏手羽先と大豆の煮物」。

うちではよく鶏の手羽先で煮物を作ります。
お値段も安いし、ボリューム感があるし、まさにおかずにぴったり!
しかもじっくり煮込むといい出汁が出るので、
一切おだしを使わずに、上質の酒とみりんで素材の旨みを引き出します。

今日は大豆と一緒に煮ました。
コラーゲンの宝庫・手羽先と、イソフラボンいっぱいの大豆、
まさに「美肌の素」のようなレシピですが、
こっくりと煮詰めた味付けは男性にも受けそうですね!

【材料】

鶏の手羽先 5本
大豆(水煮) 150g
ショウガ 1カケ
酒、みりん、しょう油、植物油 各適宜

【作り方】

  1. 手羽先は関節で切り分け、骨と身の間に切り込みを入れる。(味が染みやすく、食べるときに身がはずれやすくなる)
    塩と胡椒で下味を付けておく。

  2. 煮込み鍋に植物油と潰したショウガを入れ火に掛け、香りが出るまで炒める。
  3. 手羽肉を入れ、きつね色になるまで炒める。
  4. 酒カップ1/4、みりん大さじ1、水カップ1/4を加え、蓋をして中火で10分煮る。
  5. しょう油大さじ1を全体に回しかけ、蓋をずらして煮る。
  6. 水分がなくなるくらい煮詰めたら出来上がり。

愛用している料理酒とみりんです。

大木代吉本店「こんにちはの料理酒」
角谷文治郎商店「三州三河みりん」

一般に料理酒として売られている製品のほとんどには塩分が加えてあり、
日本酒とは全くの別モノです。
この「こんにちはの料理酒」は米と米麹以外は一切使用せず、
飲んでも美味しく、旨み成分のアミノ酸も料理酒の4倍。
その秘密は醸造法にあり、発酵過程を日本酒より1週間ほど長くして、
アミノ酸生成を最大限に引き上げたのだそうです。

また、みりんも、みりん風ではなく「本みりん」を使っています。
江戸時代、みりんは「おんな酒」と呼ばれ、リキュールのような存在でした。
本物のみりんは飲んでも美味しい。料理に上品な甘さをもたらします。
この2つを使うと、お料理の味が変わります!!!

お値段は少々お高いけれど、一度その魅力を知ると別のものは使えません。

コメント