旬のブドウで手羽肉の煮物
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はブドウを使った甘酸っぱい煮物をご紹介します。
ブドウが旬ですね〜。
なんといってもブドウはワインの原料ですから、
食べるほうのブドウも大好きです。
わたしの地元・富山でもブドウ栽培が盛んですので、
毎年この季節をとても楽しみにしています。
今日はそんなブドウを使って手羽肉の煮物を作ります。
「え?ブドウで煮物?」
と、驚かれる方も多いかも知れませんが、
イタリアを始めとしてブドウ(ワイン)の産地ではブドウを使ったを郷土料理がたくさんあります。
今回も沢樹流の簡単アレンジでご紹介します!
「鶏手羽肉のブドウ煮」
【材料】
鶏手羽肉 | 5〜6本 |
ブドウ | 15粒程度 |
ペコロス | 10コ |
白ワイン | 200cc |
固形ブイヨン | 1コ |
ハチミツ | 大さじ1 |
白だし | 大さじ1/2 |
ローリエ | 1枚 |
塩、胡椒、オリーブオイル | 各適宜 |
ブドウは巨峰など黒い皮の品種がオススメ。
皮からポリフェノールをたっぷり含んだ美しい色素が溶け出します。
今回は食べやすいように、種なしの「ピオーネ」を使用。
【作り方】
- 手羽肉は関節で切り分け、強めに塩、胡椒をします。
- ペコロスは皮ごと熱湯で1〜2分茹で、その後、皮をむいておく。
- 鍋に多めのオリーブオイルを熱し、中火で手羽肉を色よく炒める。
- 肉がきつね色になったら、ペコロスを入れ、軽く炒める。
- 白ワインを入れ強火にして沸かし、はちみつ、白だし、砕いたブイヨン、ローリエの葉を入れ、フタをして弱火で15分ほど煮る。
- ブドウを加え、さらにフタをして3分ほど煮る。
- 味見をして必要ならば塩を加えて、器に盛ったら出来上がり。
使用する白ワインによって酸味が違うし、
もちろんブドウの品種や大きさでも甘さが変わってきますので、
はちみつや白だしの量は味見をして加減してくださいね。
今回は白ワインで煮ましたが、赤ワインを使えばさらに濃厚なお味に。
その際は赤ワインとブイヨンを溶かしたスープ1:1で。
さてさて、今回のお料理に合わせたワインは…
ヴィソーロ・ロザート
ボデガ・モンテ・ラ・レイナ
「ヴィソーロ」はスペインのワイナリー「モンテ・ラ・レイナ」の作る非常にクオリティの高いデイリーワイン。
「ロザート」とはロゼワインのこと。
スペインを代表するブドウ品種テンプラニーニョ100%。
その名の通り、バラ色をした美しいロゼ。
全く甘ったるくなく、ドライでほろ苦い後口が大人っぽい。
魚介料理から軽い肉料理、中華やエスニックまで幅広く併せられるので、
家庭料理にはぴったりの超優秀なデイリーワインです。
お値段も1.200円前後とこれまた優秀!
ほら、ブドウの皮から染みだしたうす紫色の色素が、
カラー・コーディネートしたみたいでしょ?
ブドウ煮の甘酸っぱい風味とロゼも相性抜群ですよ。
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