たべるの

鴨肉とクレソンの鍋

2010年5月19日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は「鴨肉とクレソンの鍋」をモリモリ食べてしまいました、の巻。

かつて一世を風靡した映画の中で出てきたので、
巷では「失楽園鍋」とも呼ばれていた「鴨肉とクレソンの鍋」。
しつこいようですが、大のクレソン好きなわたしは
「お!鴨肉とクレソンで鍋かぁ!」と一瞬釘付けになったのですが、
主人公の食べ方が弱った小鳥みたいで、がっかりしたのを覚えています。
まぁ、美味しく食べるくらいなら、心中したりしないんでしょうね(笑)。

あれから何年も過ぎて、映画のことも、鍋のことも忘れていました。
でも、わさわさと育ったクレソンを見たら、無性に食べたくなったのです。

「鴨肉とクレソンの鍋」

photo

【材料】

鴨肉(モモやロースなど)薄切り お好みの量
クレソン いっぱい
3カップ
3カップ
昆布茶 大さじ1
白だし 大さじ2
粗塩、黒コショウ、柚子胡椒 お好みで

【作り方】

  1. 鍋に酒と水を入れ火に掛け、沸騰させ十分にアルコールを飛ばす。昆布茶と白だしで濃いめの鍋つゆに仕上げる。
  2. 鴨肉とクレソンは、汁にさっとくぐらせる程度。お好みで粗塩、黒コショウ、柚子胡椒を掛けていただきます。

濃いめに味付けした鍋汁でしゃぶしゃぶするのが美味しいです。
ちょっぴり手抜きですが、今回は昆布茶と白だしでつゆを作りました。
材料の分量が適当で申し訳ありませんが、要は食べたい量、食べられる量を用意するということです。

シメはおじやがお薦めです。
軽く洗ってザルに上げておいたごはんを汁に入れ、軽く煮立たせればOK。
もしつゆが煮詰まってしょっぱくなっていたら水を入れて伸ばしましょう。

画像に写った肉の量を見てお察しいただけると思うのですが、
こんな量をペロリと食べる人間は、何があっても図太くたくましく生きていくのでしょうね。
哀しいときも、苦しいときも、虚しくなったときも、とにかく食べる。
食べるって、すなわち、生きることですから。

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