たべるの

「おでんにロゼ」のススメ!

2008年2月1日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は「お鍋とワイン」の黄金則をこっそり伝授いたします!

暦の上では立春というに、まだまだ寒い日々が続きます。
まさにお鍋シーズン真っ直中、という感がしますが、
皆さまは、お鍋にはどんなお酒を合わせていますか?

ビール?日本酒?焼酎かなぁ?

わたしはもちろん「ワイン」です!!!

【沢樹流・お鍋にワインの法則】

水炊きや湯豆腐など、透明なおつゆ→白ワイン

おでんや寄せ鍋など、淡い色調のおつゆ→ロゼ

キムチ鍋やすきやきなど、濃い色のおつゆ→赤

この法則を知っておけば間違いなし!

特にわたしのオススメは「ロゼとおでん」

料理とワインの組み合わせ(マリアージュ)って、一見難しそうですが、
実はあんまり難しいことを考えなくても良いのです。

どの食材とどのワインが合うか、セオリーが存在するのは確かだけど、
肉や魚や野菜など、いろんな具材が一緒になっている料理の場合、
何を基準にすればよいか、頭がごっちゃになっちゃいますよね?
そんな時は、難しいことを考えないで、
「ぱっと見た料理全体の色味とワインの色味を合わせる」
これでOKなんです。

なので、おでんのように、魚介類の練り物やら牛すじやら大根やら、
いろんな具材が入っていても、おつゆの色にトーンを合わせればOK!

透明な水炊きの色より濃く、すき焼きの割り下より薄い。
おでんのつゆはまさに、白と赤の中間、ロゼ、なのです!

オススメは少々スパイシーなニュアンスのある、
「アラン・ブリュモン」のロゼ。
フランスの西南地区で生産される優秀デイリーワインです。
(お値段も1.000円ちょっと!!!)

バラ色と呼ぶに相応しい美しい色、
摘みたてのイチゴやサクランボのような果実味、
そして適度なボリューム感とスパイシーな後味が
食欲をそそります。

しかも、どことなくカツオや昆布のダシに馴染むような、
旨みを感じるのです。

「ロゼとおでん」

だまされたと思って(笑)、是非一度、お試し下さい!

コメント