たべるの

栗と森の仲間のサワークリーム煮

2009年10月2日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。本日の「沢樹舞のおうちでごはん」は、
先日拾ってきた栗を鶏肉とキノコとサワークリームで煮ました。の巻。

たべるのの新企画「畑へ行こうよ」の取材で葉山の畑に行きました。
畑仕事の合間に栗林で栗を拾いましたが、これが大豊作。
バケツ1杯分はあろうかという大粒の栗をゲットいたしました。
なので我が家はしばらくの間、栗が食卓に並ぶことになりそうです。

今日は栗と相性抜群の鶏肉とキノコでワインに合う一品を。

「栗と森の仲間のサワークリーム煮」

【材料】

むき栗 10コ
鶏モモ肉 300g
マイタケ 1パック
シイタケ 3コ
シメジ 1パック
サワークリーム 100g
白ワイン 1カップ
固形ブイヨン 1コ(湯2カップに溶かす)
ハチミツ 大さじ1
バター 小さじ1
塩、コショウ、砂糖、オリーブオイル 各適宜

【作り方】

  1. 鶏肉は一口大に切り、強めに塩コショウする。
  2. フライパンにオリーブオイルをひき、鶏肉の両面を焼き付ける。途中、ペーパーで余分な油分を拭き取る。
  3. 鶏肉を一旦取り出した後、フライパンの表面をペーパーで拭き取り、バターを加えて熱し、キノコ類を炒める。砂糖少々を振りかけると、水分が抜けてしんなりする。
  4. 鶏肉と栗を入れ、ざっと炒め合わせたら、ブイヨンを溶かした湯カップ2と白ワイン、ハチミツを加えひと煮立ちさせる。
  5. 蓋をして中火で7〜8分ほど煮る。
  6. サワークリームを加え、全体をざっとかき混ぜて溶かす。ひと煮立ちさせたら味見をして、必要ならば塩コショウで味を調えたら出来上がり。

濃厚なコクの中にも爽やかな酸味があるのがサワークリームの魅力。
そのサワークリームが栗の甘さやその他の素材と相まって、
なんとも言えないリッチな味わいを生み出します。
塩味が薄いと味がボケるので、鶏肉にはしっかり塩を振るのを忘れずに。

で、今日は特別なワインを開けました。

ジョス・メイヤー
「フルール・ド・ロテュス」

仏アルザス地方屈指の作り手「ジョス・メイヤー」、
「フルール・ド・ロテュス=蓮の花」という名前そのものに、
白い花の香り、例えばバラやスズランやジャスミンの花束、南国のフルーツやスパイスの香り。
華やかでエキゾチックでゴージャス。とっても魅惑的なワインです。

と〜っても甘い香りなのに、味わいはキリリとドライ。
「ゲヴェルツトラミネール」というブドウを中心に、アルザス地方ならではのブドウ品種をブレンドしてあります。

いやはやこのワインとの組み合わせ、
おうちの食卓が、一気に星付きのレストランに変身ですよ。
その他の組み合わせとしては、樽の効いたシャルドネ辺りも抜群です。
栗が出回っている間に、是非、お試しくださいね!

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