たべるの

金目鯛の白ワイン煮

2009年4月27日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は金目鯛のアラでブイヤベース風の白ワイン煮を作ります。

スーパーで金目鯛のアラを見つけました。
金目鯛って、鮮やかな色と脂の乗った身の旨さが魅力ですが、
少々お値段がお高いのがイタイところ…。
でも、アラならお手頃だし、旨味もたくさん出るから、
ブイヤベースのような煮物にするにはうってつけなのです。

では、さっそく作り方をご紹介します。

「金目鯛の白ワイン煮」

【材料】

金目鯛(アラ) 1匹分
タマネギ 1コ
アスパラガス 4〜5本
ニンニク 1〜2カケ
タイム 2〜3枝
白ワイン 1/2カップ
ローリエ 1〜2枚
固形ブイヨン 1コ
ハチミツ 小さじ1
オリーブオイル、塩、胡椒 各適宜

【作り方】

  1. 金目鯛は全体に強めに塩を振り、5分ほど置いておく。
  2. たっぷりの鍋に湯を沸かし金目鯛を入れて、身の全体が白くなったら冷水に取る。汚れやうろこのぬめりをきれいに洗い流す。
  3. 煮込み鍋に4等分したタマネギと2の金目鯛を入れて、白ワインと同量の水を注ぎ、ブイヨンとハチミツとローリエを加えて10分ほど煮込む。
  4. 小鍋にオリーブオイルと薄切りにしたニンニク、タイムを加え、弱火で香りが立つまで火に掛ける。
  5. 別鍋で固ゆでにしたアスパラガスを加え、一煮立ちさせてスープの旨味を移す。味見をして塩で味を調える。
  6. 器に盛りつけ、4のニンニクとオイルを上から掛けて、仕上げに黒胡椒を振る。

今回はアスパラガスでしたが、スナップえんどうやブロッコリーなども合いますね。
赤い金目鯛と緑の野菜のコントラストがキレイです。

合わせたワインは…

ボデガス・ウティエル
「セノリオ・デ・ウティエル・ブランコ」

ウティエルは最近お気に入りのスペインの作り手。
赤ワインも優秀ですが、白も美味しい!
このワインの原料は「マカベオ」という白ブドウ品種。
スペインの固有品種を非常にクリーンでモダンに仕上げています。

グレープフルーツを思わせる軽快な酸味と果実の甘み、
全体のバランスが絶妙なので、飲み飽きずすいすい行けちゃいます(笑)。
このクオリティで1.000円以下という驚異のコスパ。

幅広くお料理に合いますが、特に魚介類との相性は抜群です。
金目鯛のクセを殺して、旨味をグンと引き出します。

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