たべるの

たっぷりキノコのリゾット

2008年9月26日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は秋の味覚満載「たっぷりキノコのリゾット」です。

今では年中出回っているキノコ類ですが、
やはりキノコは秋の味覚。
実家にいた頃が、この季節ともなると、親戚や知人が、
山で獲ってきたキノコを山ほどお裾分けしてくれたものです。
なんといっても野生のキノコは香りが違います。
東京ではなかなかお目に掛かれないのが残念ですが、
まぁそれはそれとして、身近なキノコで秋を満喫したいと思います。

「たっぷりキノコのリゾット」

【材料】4人分

1パック
マイタケ 1パック
シメジ 1パック
シイタケ 3枚
鶏ひき肉 100g
タマネギ 1/2コ(みじん切りにする)
ニンニク 1カケ
白ワイン 1カップ
バター 大さじ1
砂糖 小さじ1/2
オリーブオイル、黒胡椒、塩、粉チーズ 各適宜

【作り方】

  1. キノコは食べよい大きさに切り分ける。マイタケやシメジなど、軸を落とす以外は手で裂いた方が旨みが増します。
  2. フライパンにオリーブオイルをひき、中火で潰したニンニクを炒め香りが出たらキノコを入れる。強火で、全体に油を回るように炒め合わせる。途中で、砂糖を加えてさらに炒める。
  3. 砂糖を入れたら、砂糖の脱水効果で、みるみるキノコがしんなり!この状態になったら火を止めて、しばらく置いておきます。
  4. 別のフライパン(鍋でも可)にバターを溶かし、タマネギを炒める。しんなりしたら鶏ひき肉を入れ、ポロポロになるまで炒める。さらに米を加え、米が透き通るまで炒め合わせる。
  5. 最後に3のキノコを加え全体をざっと混ぜたら、白ワインを加えて弱火で煮詰める。
  6. 水気がほとんどなくなって来たら、ひたひたの水と塩少々を加え、途中かき混ぜながら18分ほどコトコト煮る。水気が足りなくなれば適宜加え、アルデンテに煮えたら火から下ろす。お好みで粉チーズと黒胡椒を振って出来上がり。

キノコや鶏ひき肉からダシが出るので、コンソメを加えなくても美味しく煮えます。
素材の旨みが生きた優しい味わいです。
水の量は、ごはんを炊くのと違って、適当で大丈夫!(笑)
はじめに加えたひたひたの量の水が無くなったら、その時の米の煮え具合を見て、カップ1ずつ加えて、良いところで火から下ろします。
その都度、味見をして、塩加減を調整すると失敗がありません。

キノコを炒める際、お砂糖少々を加える、、、というのは、
以前、直塚あゆみさんが教えてくださったテクニック。

「きのこのサワースープ」
http://www.taberuno.com/naotsuka/1.php

砂糖に脱水効果があるなんて驚き!
少量なので、お味に影響はありません。

リゾットに使うキノコは一種類でも良いですが、
なるべくたくさんの種類を使う方が、深みや複雑さが出ます。
天然なら、さらに良し!なんですが(笑)

わたしもこの秋は、いろんなキノコ料理に挑戦したいと思います。
また、ご紹介しますので、どうぞお楽しみに!

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