たべるの

休日の「ラタトゥイユ」作り。

2008年5月1日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は休日に作る南仏風野菜の煮込み「ラタトゥイユ」。

休日には野菜の煮込みをたっぷり作ってストック。
いつの頃か、それが習慣になりました。
少々手間と時間が掛かりますが、これが冷蔵庫にある…
そう思うだけで、ちょっぴり心に余裕が生まれるから不思議。

そんな野菜の作り置きの中でも定番なのが「ラタトゥイユ」。

南仏はニースの郷土料理…というのは有名ですが、
「ラタ=軍隊の割り当て食糧」
「トゥイユ=かき混ぜる」
という意味なんだそうです(少々粗末な響きがありますが)。
要は南仏風の野菜の”ごった煮”ですね。

まずは材料から…

今回使用したのは、
カボチャ、ナス、タマネギ、
赤パプリカ、黄パプリカ、ピーマン
しめじ、ニンニク、トマトの水煮

ニース風ではズッキーニが必須!なんですが、
手に入りにくいしお高いので、今回は省力しちゃいました(笑)。
カボチャを使うと甘みとコクが増すので我が家ではお馴染み。
トマトは加熱用か水煮を使うのがお薦めです。

材料はこんな感じで切りそろえます。

煮込み用の鍋とフライパンを用意して、
たっぷりのオリーブオイルで、堅い野菜から1種類ずつ、
フライパンで炒めて→煮込み鍋に移す→炒めて→移す
を繰り返します。オリーブオイルは途中足していきます。
(この間、煮込み鍋には火をつけません)

しめじとトマトは炒めずに、
直接鍋に入れます。
この上に塩、コショウ、砕いたブイヨンを
上からパラパラと振って蓋をして点火。
隠し味にちょっぴりハチミツと白だしを。

火加減は始めは強火、沸いてきたら弱火。
30分ほど経ったらご覧の通り!
野菜から出る水分だけでくたっと煮えました。

煮込み用の鍋は、ルクルーゼのココット・オーバル27cmを使用。
どうせ手間を掛けるなら、たっぷり作った方が美味しい。
タッパーに入れ冷蔵庫で4〜5日は保ちます。

前菜としてももちろん、肉や魚の付け合わせに、
ショートパスタと和えれば野菜のパスタにも。

本当に大活躍、なんですよ〜。

でも、実は…
ワインとパンさえあれば、
幸せなひとりごはんの出来上がり!

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