たべるの

夏が来る。

2014年5月16日
高橋 忠和高橋 忠和

晴れの日、雨の日、強風の日が繰り返し何回かやってきて、春は駆け足で過ぎていきました。
ちょっと前まで「寒いね」と言っていたのに、もう夏です。

温かくなると、畑の土に雑草が目立ってくるし、蝶がヒラヒラ飛びますが、虫もいっぱい湧いてくる。雑草を抜き、害虫を退治している私の目の前を、普段は単独で自分の縄張りを飛び回っているハクセキレイが、番になって畑の畝を歩いています。

絹さやとスナップエンドウが収穫期に入りました。白と紫の可憐な花をつけたら、たちまち実がつきます。ゴッソリ実がつきます。


追肥、土寄せも済ませてソラマメは順調に成長しましたが、今年ははなぜかアブラムシが凄く多い。出来るだけ農薬は使いたくないのですが、やむを得ずスミチオンを散布しました。

夏野菜の準備は、連休前から始まっていました。
今年はどこに何を育てようか。連作障害を起こさないように栽培計画を立てました。
土に石灰と堆肥を与え、耕耘機で耕しました。

ゴールデンウィーク明けに、夏野菜の苗の植え付けをすることになりました。
耕耘機を使った畑に肥料を撒いて、さらに土を鍬で耕し、畝を立てます。
土の温度をさらに高め、湿度を保てるようにマルチと呼んでいる黒いビニールシートを張ります。
なす、トマト、ピーマン、シシトウ、オクラ、いんげん豆、枝豆。
全部で60株余を1日で一気に植えたのは、季節が移っていく速さに急かされていたから。


朝から日が暮れるまで働いて、汗をかきました。いっぱいお茶を飲みました。
見渡せば、景色の色が濃くなって、わき上がる土の匂いが生々しく感じられます。
作物の成長はこれから加速するでしょう。

さあ、夏が来ます。

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