地味だけど大切な切り干し大根のおかず。
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日ご紹介するのは切り干し大根を使ったおかず2種。
切り干し大根は大好きな素材のひとつです。
日向のにおいがして、噛みしめれば優しい甘さがある。
実家では切り干し大根を煮たり和えたり炒めたり、
それはそれは頻繁に食卓に登場したものです。
わたしもそれを、そのまま受け継いでしまいました。
「ほうれん草と切り干し大根の和え物」
さっと湯がいて水にさらし、水気を絞ったほうれん草。
それを食べよい大きさに切って、水で戻した切り干し大根と和えただけ。
味付けはだし醤油のみ。
ほうれん草嫌いの友人が、これを食べて以来、
ほうれん草が好物になったというエピソードがあるおかず。
おひたしを10倍美味しくさせる切り干しマジックです。
「切り干し大根とお揚げの炒め物」
油揚げを熱湯を掛けて油抜きし、1cm幅の細切りにします。
フライパンにごま油を熱し、せん切りのショウガ、戻した切り干し、油揚げを、ざっくり炒め合わせます。
味付けは軽く酒と醤油で。
切り干し大根のポリポリとした食感が味わえるシンプルな炒め物。
たっぷりと使ったショウガがアクセントになっています。
箸休めとしても、お弁当のおかずにも。
「切り干し大根とお揚げの煮物」
こちらも油揚げを使ったおかずです。
濃いめにとったカツオだしで、油揚げと切り干しを5分ほど煮ただけ。
味付けは酒、みりん、白だし。どれもごく少量で薄味に仕立てます。
煮ている間は、落としぶた代わりに、アルミフォイルなどをかぶせ、
火を止めた後も、かぶせたまま、しばらく放っておきます。
干し大根がだしの旨みとお揚げの油分をたっぷりと吸い込んで、
思わずにんまりしてしまうお味に。
この煮物、普通のお揚げでももちろん良いのですが、
がんもどきとか、厚揚げとか、さつま揚げでも美味しいです。
地味だけど、我が家には欠かせないおかず。
意外とみんなの記憶に残ってる、ちいさなおかず。
母から受け継いだ、大切な「おふくろの味」です。
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