たべるの

本当に美味しいハンバーグ!

2008年4月11日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は「本当に美味しいハンバーグ」の作り方を大公開!

ハンバーグ、好きですか?
嫌いな方はいないですよねぇ。
ハンバーグは恐らく全てのおうちで作られる大定番のハズ。
だからこそ、一生懸命美味しく作りたい、そう思うのです。

今日はわたしがこれまで試した中で最高のレシピをご紹介します。
「きょうの料理」2002年5月に放送されたもの。
このレシピの最大の特徴は、3種類のひき肉を使い、それぞれの役割に沿って下ごしらえをすること。
ハンバーグのタネは練りすぎると堅くなり旨みが損なわれますが、
練らないと形が崩れて旨みが流れ出てしまう。
だから、タネを練る部分と練らない部分の2つを用意するという、画期的なアイディア。
少々手間を要しますが、その価値は大、です。
恐らくあなたの中で、ハンバーグの最高値が変わりますよ〜っ!

「本当に美味しいハンバーグ」

【材料】(作りやすい分量)

牛ひき肉 250g
牛赤身ひき肉 170g
豚ひき肉 200g
溶き卵 1コ分
タマネギ 1コ
パン粉 カップ1/3
牛乳 カップ1/2
ナツメグ 少々(あればで可)

【作り方】

  1. タマネギをみじん切りにして、フライパンにオリーブオイルを入れ、タマネギが半量になるまでじっくり炒める(そのまま冷ましておく)。
  2. 赤身のひき肉を包丁で叩きペースト状にする。これがタネをつなげる役目をする「練る部分」。
  3. 2をボウルに入れ、溶き卵の半量を加え混ぜ合わせる。さらに残りの卵を加え、3分ほど練っていき、粘りけのあるペースト状にする。
  4. 容器などにパン粉を入れ、牛乳を注ぎ、ふやかしておく。
  5. ボウルに牛ひき肉、豚ひき肉、3の赤身のペースト、1のタマネギを入れ、上から4を掛ける。
  6. まず、牛ひき肉と豚ひき肉に塩大さじ1/2とコショウとナツメグを振りかけ、タマネギ、パン粉を、練らないように注意しながら、手で軽くつかむむようにざっくりと混ぜ合わせる。
  7. つぎに、赤身ペーストを馴染ませるように、全体に混ぜていく。ここでも決して練らないように、軽〜く軽〜く混ぜ合わせること。
  8. タネの完成型。ここから1コ150gくらいの丸形に整える。
  9. フライパンにオリーブオイルを熱し、ハンバーグを並べて入れ、中心に火が通りやすいように、中心に親指でくぼみを付ける。
  10. 風味付けのバターも加え、中火で約3分焼いて、下の面が固まってきたら蓋をして、弱火で約6分焼く。時々フライパンを揺すって油を回すと良い。
  11. 全体に白くなったら、裏返して、焼き面が乾かないようにスプーンで油を掛けて、再び蓋をして2分程度焼く。串を刺して、透明な汁が出てきたら出来上がり。

わたしは基本的に、このハンバーグにソース類を掛けません。
ナイフを入れたときに、中からじゅわ〜っと出てくる肉汁が、
最高のご馳走だと思っているから。
付け合わせの焼きトマトを潰して、ハンバーグにからめる程度です。

でも、フライパンに残った肉汁で、美味しいソースも作れます。
フライパンにケチャップ、ウスターソースを入れて煮立たせ、粒マスタードを加えて混ぜ合わせたら出来上がり。
ソースを掛ける場合は、6で加える塩の量を半分にしてください。

いやぁ〜、レシピに起こしているだけで疲れます(笑)。
このハンバーグ、わたしが作る料理の中で、一番手間が掛かるかも知れない。
でも、このハンバーグを作ると、みんな笑顔になる。
大人から子供まで、みんな喜んでくれる。
だから少々面倒でも、頑張って作ることができるのです。

是非あなたも、一度、チャレンジしてみてください!

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