たべるの

カボチャが主役

2010年8月30日
高橋 忠和高橋 忠和

栗林の畑はジャガイモ畑としてデビューしました。
そのジャガイモを育て、収穫したあと、代わって畑のスターとして輝いたのは、ナス、ピーマン、パプリカ、シシトウなどの夏野菜たち。
この夏野菜のトリを飾るべく、堂々の登場。
たった今の畑の主役は、そう、カボチャです。


今年の連休中、まだジャガイモがブンブン幅を利かせている頃、畑の端の方にカボチャはデビューしました。
「カボチャは肥料喰いだから」と、たっぷりの肥料をあてがわれて植え付けられたのですが、ちょっと冴えない。

梅雨の頃、葉っぱに虫がついて防虫剤の散布を受けますが、その後はこれと言ったトラブルもなく、もくもくと茎を伸ばし葉っぱを広げていたのです。



しかし、カボチャのすぐあとに畑にはナス、ピーマン、パプリカ、シシトウが登場。
マルチ(畝を覆う黒いビニール)を使い、新品の支柱も並ぶ派手な作りです。目を引きます。
これに比べると、カボチャは地を這う地味な成長。葉っぱの隙間から黄色い花を咲かせて、小さな実を結びはじめても、なかなか注目を浴びることはなかった。

ナスやピーマンは収穫も早くはじまりました。しかも大豊作。ジャガイモブームのあとは完全にナスとピーマン。
今年の夏はコレだね!みたいな。


でもお盆を過ぎた頃からかなぁ。ふと見渡せば、およそ5m X 20mの範囲は、ぜーんぶカボチャの葉。
これ、カボチャ畑じゃね。
いまだ青々としたカボチャの葉をめくって探れば、「おお、こんなに大きなカボチャかよ」
いたるところに立派なカボチャがドコドコできてる。

このわたしたちの育てたカボチャは、西洋カボチャ。栗かぼちゃとも言われるホクホクして甘いカボチャです。もっと色が濃い畝がデコボコした日本カボチャはあまり見かけなくなりましたね。
この暑い季節には少し食べにくいかもしれないけれど、ビタミンCやビタミンE、β-カロテンを豊富に含んでいて、栄養満点でしかも抗酸化作用のある野菜なのです。

カボチャ・ラブ!!あんたが主役だ。

ある程度大きくなったカボチャには、見失わないように笹の棒を差して目印にしているけれど、小さい実がどんどん成長をしてきて、今現在いったいいくつのカボチャがあるのか分かりません(笑)

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