たべるの

畑が、私を大胆にさせるの。

2011年1月12日
さいこさいこ

畑での愉しみのひとつは、アウトドアでの料理と食事だ。現地調達の新鮮野菜が、たんまり入ったメニュー。しかも普段とは違う”大人数分”の料理。さらに電気も水道もない、という条件。さて、どうなるか。答えは明快、大胆になるのである。

蕪の泥すごいねぇ、水で洗えるかなぁ？　いやあ皮剥いちゃうから平気だよ。　お餅？ドラム缶の上に鉄板のせてみる？きっと焼けるよ。わぁ、熱しすぎたよお鍋！水で冷やせ冷やせ！　そんな具合に、目の前におきた状況を、大丈夫！平気！たぶんイケる！と面白がり楽しみ、みんなで作る、みんなのご飯。

びっくりするほどタケノコのはいった春の味噌汁も、冷やしきれなかった猛暑の素麺も、おもしろ美味しかったなぁ。もちろん毎回、野菜の味は格別。そのうえ「たべるの」舞さんの繊細な準備と味付けで、りいなちゃん曰く「レストランよりおいしい」仕上がりになる。

先日、あまりにも豊富な野菜を持ち帰ったら、その大胆さがインドアまで続いてしまった。ターツァイと春菊を混ぜこぜ入れた焼きそば（この組み合わせ普通じゃ考えないけど、たぶん平気）。

塩とお酒だけで蒸し焼きにした、キャベツのステーキ（焦げなきゃ大丈夫！たぶんイケる）。

野菜を味わいつくしたい気持ちだけが前にでて、思わぬレシピが誕生。うまいじゃん！豪快にして繊細な味がした。

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