新作パエリア「うなぎのパエリア カレーとバルサミコ風味」
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は新作パエリア「うなぎのパエリア カレーとバルサミコ風味」。
考えてみると、パエリアはもの凄い数のレパートリーがあります。
というより、ふとした瞬間に、どんどん新ネタを思いつきます。
昨日は何故だか無性にうなぎが食べたくなって、蒲焼きを買いました。
そのまま食べたのではつまらない、さて、どう料理しよう…。
そこで閃いたのが「パエリア」!
家に着く頃にはほとんどレシピが頭の中で完成していて、
ポイントにカレー粉とバルサミコ酢を使うという斬新なアイディアが。
合わせるワインも思いつきました。うふふ…あとは作るだけ!
「うなぎのパエリア カレーとバルサミコ風味」
【材料】
米 | 2合 |
うなぎの蒲焼き | 1本 |
豚ひき肉 | 100g |
オクラ | 10本 |
プチトマト(赤と黄) | 各5コ |
タマネギ | 1/2コ |
ニンニク | 1カケ |
顆粒ブイヨン | 大さじ1 |
カレー粉 | 大さじ1 |
フェンネルシード | ひとつまみ |
バルサミコ酢 | 大さじ1 |
うなぎのタレ | 大さじ1 |
実山椒(佃煮) | 大さじ1/2 |
オリーブオイル、塩、黒コショウ | 各適宜 |
チャービル | お好みで |
【作り方】
- 蒲焼きに熱湯を掛け、タレを洗い流す。ペーパーで水気を良く拭き取っておく。
- フライパンにオリーブオイルをひき、両面をこんがりと焼き付けたら取り出し、2cm幅の短冊切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを足し、ニンニクのみじん切りとタマネギのせん切りを入れて炒める。しんなりしたらひき肉を加え、塩、コショウ、フェンネルシードをひとつまみ振って、色が変わるまで炒める。
- 軽く研いでザルに上げておいた米を入れ、カレー粉を加えたら、和えるようにしっかりと混ぜる。
- 全体を平らに均したら水を注ぐ。表面から5mmオーバーする程度。上から顆粒コンソメをふりかけ、うなぎ、オクラ、トマトをバランス良く並べて軽く塩コショウする。蓋をして強火に掛ける。沸騰したら火を弱めて、中火で13分程度炊く。再び強火にして約2分、パチパチと音がしたら火を止めて2〜3分蒸らす。
- 炊いている間にソースを作る。小鍋にバルサミコ酢とうなぎのタレと実山椒を入れ火に掛け、1/3の量になるまで煮詰める。パエリアが炊きあがったらうなぎに掛け、お好みでチャービルを添えて出来上がり。
うなぎについているタレを洗い流してオイルで焼き付けるのは、
わたしのうなぎ料理では、もうお馴染みの方法ですね。
この一手間で、クセが消え、香ばしさが増し、格段に美味しくなります。
カレー粉で味のベースを作り、仕上げにバルサミコのソースを掛ける…。
うなぎをここまで料理するとは我ながら大胆だなと思いつつ、
いや、これ本当に絶品で、思わずガッツポーズしちゃいました(笑)。
実山椒が入手困難でしたら、山椒の粉で代用してもOKです。
さて、合わせたワインはこちら…。
「パゴ・デ・タルシス ブリュット・ロサート」
スペインはバレンシア地方で作られるカヴァ。
以前もご紹介しましたが、メデゥーサのイラストはエチケットではなくリボンにぶら下がっているタイル…というユニークなデザイン。
透明でシンプルなボトルが美しい薔薇色をより一層際立たせます。
デザインのみならず、中身も素晴らしいスパークリング。
きめ細かな泡と、フレッシュなイチゴを頬張ったような甘酸っぱいアロマと果実味がとても魅力的。
後味に残る微かなほろ苦さとハーブの風味が特徴です。
原料となるブドウの品種はガルナッチャ主体。
骨格がたいへんしっかりとしているので、料理合わせが楽しい。
最後にうなぎにトッピングした山椒風味のバルサミコソースは、
もちろんこのワインの甘酸っぱいアロマを意識したのですよ。
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