ウルトレイア2009年に合わせて
「牛ヒレ肉のステーキ キノコのバルサミコソテー添え」
皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日は大好きなワインのためにこの夏一番のご馳走を作りました。
先日ワイナリー和泉屋さんのワインパーティーで、
スペインで最も注目される醸造家「ラウル・ペレス」に会いました。
彼の代表作である「ウルトレイア」はわたしも大好きなワイン。
毎ヴィンテージ必ず手に入れ、合わせる料理を考えて楽しんでいます。
お会いした際に紹介されたウルトレイアの最新ヴィンテージ2009年、
実はわたし、この2009年、もの凄く気に入ってしまったのです。
なのでもの凄く張り切ってどんなお料理を作ろうかと考えたら、
この夏一番のご馳走になっちゃいました!
「牛ヒレ肉のステーキ キノコのバルサミコソテー」
【材料】2人分
牛ヒレ肉ステーキ用 | 2枚 |
シイタケ | 2コ |
マイタケ | 1パック |
エリンギ | 2本 |
ニンニク | 1カケ |
鷹の爪 | 1本 |
バルサミコ酢 | 大さじ2 |
ハチミツ | 大さじ1/2 |
だし醤油 | 大さじ1 |
サワークリーム | 大さじ4 |
ピンクペッパー | ひとつまみ |
オリーブオイル、塩、砂糖、黒コショウ | 各適宜 |
【作り方】
- キノコは食べよい大きさにカットする。
- フライパンにオリーブオイルをひき、刻んだニンニクと鷹の爪を入れ熱し、香りが立ったらキノコを入れ炒める。砂糖ひとつまみを入れると水気が抜けてしんなりする。
- バルサミコ酢を回し掛け、ハチミツも加える。
- 鍋肌にだし醤油を掛け、全体にまんべんなく炒め合わせたら、塩コショウで味を調え火を止める。
- 肉に塩コショウしたら、グリルパンでお好みの焼き加減で焼く。フライパンなら牛脂を用いて焼く。
- 皿に肉を盛りつけ、4を上から掛け、サワークリームを乗せたら、ピンクペッパーを振って出来上がり。
久々に牛ヒレ肉を奮発してしまいました!
ウルトレイア2009年には、上質な和牛が良いと思ったのです。
さらに、豊かな果実味、美しい酸、複雑なアロマに合わせたくて、
このキノコのバルサミコソテーとサワークリームを添えてみようと…。
これ、本当に美味しいですよ。
和牛のステーキじゃなくても、豚肉や鶏肉のグリルでも良いです。
さて、本日の主役のワインです。
ラウル・ペレス
「ウルトレイア 2009年」
メンシアというスペインの固有品種使ったワイン。恐らくどんなワインマニアでも、プロでさえも、この品種が何か、どこの産地か、全く解らないでしょう。
上質なブルゴーニュにも通じるエレガンス、シャトー・ヌフ・ド・パープの複雑さ、でも違う、なんだろう?飲めば飲むほどハマッていく魔力がこのワインにあります。
とにかく、2009年は良いですよ〜!
もの凄くエレガントで複雑で、どことなくエキゾチックでミステリアス。
それでいてたいへんにバランスが良くすっきりとまとまっている。
ここ最近のヴィンテージの中では、個人的に一番好きです。
このワインに合わせるために、数時間「うーむ」と唸って考えたレシピ。
わたし的にはこの夏一番の「よくできました」で賞(笑)。
皆さまにも是非お試しいただきたいです。
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