ジロール茸のクリームパスタ
皆さま、こんにちは、「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はヨーロッパの秋が香る「ジロール茸」でクリームパスタ。
先日、都心のスーパーでジロール茸を見掛けました。
ポルチーニ茸と並んでヨーロッパの秋の香りとも言えるジロール茸は、
フランス料理では肉料理のソースや付け合わせとして、
イタリアではパスタの具材としてお馴染みの食材です。
生のジロール茸。
大振りなナメコ…といった外観ですが、ぬめりはありません。
これまでジロール茸を使って料理をしたことがなかったので、
クリーム仕立てのパスタを沢樹流にアレンジしたいと思います。
「ジロール茸のクリームパスタ」
【材料】2人前
ジロール茸 | カップ2 |
パスタ(フェットチーネ) | 160g |
豚バラ肉(薄切り) | 4枚 |
生クリーム | 100cc |
白ワイン | 50cc |
粉チーズ | 大さじ2 |
白だし | 小さじ1 |
生クリーム、塩、黒胡椒 | 各適宜 |
【作り方】
- 大鍋にたっぷりの湯を沸かしパスタを茹でている間にソースを作る。ジロール茸は食べ良いように手で縦半分に裂いておく。
- フライパンにオリーブオイルをひき、2cm幅にカットした豚バラ肉を炒める。
- ジロール茸も加えざっと炒め合わせる。
- 白ワインを注ぎ入れ、5分程度弱火で蒸し煮にする。
- 茹で上がり良く湯を切ったパスタを入れ、生クリーム、粉チーズ、白だし、ゆで汁少々でソースの濃度を調整し一煮立ちさせたら、黒胡椒を振って出来上がり。
パスタは「フェットチーネ」がオススメ。
平たいきしめんのような形状がクリームソースと良く馴染むんです。
合わせたワインは…。
アロモ ヴィオニエ 2011
チリの「アロモ」は、高品質でコスパ満点のワインを作るスーパーワイナリーです。品種別にお手頃な価格帯のワインがある中、わたしが断然オススメなのがこの「ヴィオニエ」。まったりとしたアプリコットの果実味にキレのある酸味がとけ込み、後味にミネラルのシャリ感も。我が家の大定番、お値段なんと1,000円!
クリームソースに合わせるのは白ワイン。
しかも、酸味が穏やかで飲み口もクリーミーなタイプがオススメです。
樽熟させたシャルドネも良いけれど、ヴィオニエも新鮮。
ご本家ローヌのヴィオニエ種はさらにオイリーなのでクリームソースに合わせるには少々過剰ですが、このヴィオニエにはクリーミーさの中に適度な酸味とミネラルがあるので、クリームソースと馴染みつつ、後口をさっぱりさせてくれる効果があります。
おうちでジロール茸のパスタ、そして一杯のワイン。
それだけで贅沢な気分を味わう秋の夜でした。
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